先生の働き方Design研究所

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ポリフォニック・リーディングの持つ可能性に圧倒されました!

 おはようございます。なかなか朝3時起きに戻れない青せんです。

 夏休みが終わってまた子どもたちに会えるのが、わくわくしています。この辺は特殊能力だって言われますが、月曜日がいやになったり、夏休み明けがいやになることはないんですよね。。。

 

 さて、先日の講座で学んできた「ポリフォニックリーディング」について、今日は書こうと思います。

 

 

 

 

aosenn.hatenablog.com

 

 この中で井谷先生が教えてくださった「ポリフォニック・リーディング」がこの日のナンバー1でした。

 

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 上條先生が日頃から話しているとおり「ナンバー1を掘り下げていくことの価値」を感じているので、今日はそれについて考えていきたいと思います

 

 

ポリフォニック・リーディングって?

 

 井谷さんの言葉をそのまま載せさせていただきます。

 

「ポリフォニック」とは、「様々な音や声が響いている」という意味があります。ポリフォニック群読では、一人ひとりの こえ や読み方、作品の解釈などの「違い」を大事にします。十人十色の個性が集まることで、何が起きるのか、何が生まれるのか、皆さんも一緒に、実戦を楽しみたいと思います。

 

 基本方針がこちら。

 

 

 

 この基本方針が全体を包む安心感のベースになっていると感じました。そのときの参加者の感情はまちまち、だから②の「読みたくないときは読まなくていい」ってチャレンジバイチョイスでかなり助かるな。

 

 

全体の流れ

  1. チェックイン
  2. 小さな朗読会
  3. わたしの一節
  4. スロー・イン
  5. 即興群読
  6. ふりかえり

 

 tweetから考えると、①が3のわたしの一節。②が4のスロー・イン。③が5の即興群読に当たります。

 

 まどみちおさんの詩はこちら。合唱にもなっているんだ!!

 

http://www.fureai.or.jp/~m-mura/yokattanaa.html

 

 

やってみて、感じたこと

 

 僕は一言で言うと即興群読がもつ芸術性の高さに惹かれました。

 

 

 僕は視覚優位の人なんで、イメージでわいてくると高い芸術性を感じます。今回は参加者としてこの群読を聞いていて、僕の頭の中には、「文字が映像化され音読の言葉とともに浮かび上がってくる」…TVの効果とかであるような、そんなイメージがわいてきたんですよね。

 

 

 また、途中までは最後の群読では、頭で考えていた。「あの言葉が来たらこう入ってやろう」と思っていた。

 

 でも途中からそう考えるのもやになって、音に耳を澄ませて、読みたいなと思った言葉を読む…に変わったんですね。

 

 「理性的」だったのが「体感的・即興的」に変わった。

 

 その変化が僕はなんかすごく面白くて、好きでした。

 

 

教室での実践を考えると…

 

 

 

 僕が群読や音読に惹かれなかったのがこれ。発表しようとすると、何度も何度も練習をし「ミスなく行うことが第一」になってしまうから。その過程でいやになってしまう子もいただろうなぁ。。。

 

 そこで生まれる読む人の感情は「緊張」や「安堵」なんですよね。そこに違和感を感じていました。

 

 即興群読は安心感はないものの、当事者が本番も楽しめること読む人が楽しめる音読発表ってすてきじゃないですか!

 

 そこに大きな可能性を感じました。

 

 2分の1成人式ではこのような群読をやりました。この群読も保護者は心を打たれ、涙を流していたいい群読だったと思います。

 

 

aosenn.hatenablog.com

 

 

aosenn.hatenablog.com

 

 

 これに代わる…とはいえないけれど、授業参観でこの群読発表してみたいなぁと思いました。

 

 

まとめ

 

 教えていただいたひこ(井谷さん)には感謝しても感謝しきれません。ひこのたたずまいや話し方はぼくのファシリテーターとしての理想に近いものがありました。こういう先生だったら、みんなも安心して場に委ねられるよな。

 

 安心感を作ること、「ひこ」が今日ふるまってくれた在り方をイメージとして持ちながら、ぼくは進んでいこうと思います。

 

 それではよい一日を!