学級目標、クラス目標はどう作る?
この記事は、新ブログへリライトしました!全てをまとめた大作です。こちらを読んでいただけると、わかりやすく、一つ一つ読まなくても済むようになっています。是非是非どうぞ
↓↓
学級目標、クラス目標に対する僕の今のとらえ。これは友人や先輩との対話の中で、考えてきたことになります。
- 4月に作ることは時期早々
-
そもそも本当に必要なものなのか
- じゃあ、僕はどうしていくのか
1 4月に作ることは時期早々
まず4月に作るのは時期早々だということ。目標はもっと先に決めること。
なぜかというと、子ども同士の関係性が話し合いに発展できる状況にないからです。僕のクラスを見ていても、まだまだ関係性の中に不安がある。新しいクラスへの期待や、早くも殻を突破してクラスの笑いの中心となる子がいて、それをみんなで笑いあえる雰囲気はあるものの、まだまだ関係性ができていないんです。
そんな状態の中では、重要なことに誰も発言をしようとしません。また学級会とかいうちょい古臭い会議の形だったらなおさらだということ。1対1で話せる安心感を元にして、初めて本音での話し合いが進むので、場も絶対に少人数での話し合いを繰り返す必要があります。
また、うちの学校は5月が運動会の時期でもあるので、この体験自体が学級目標を作る礎となることも発見できています。それは後ほど。
ま、この時期に目標を作ろうとするのは、大半は学校や先生の都合なんですよね。もっともっとクラスで体験の数を増やしていっていないと、目指す姿なんて見えてこない、
2 そもそも、本当に必要なものなのか。
間違いちゃいけないのは、個人の成長が全てだということ。集団のために僕らは存在しているんじゃない。
ここって結構勘違いをしてしまっている子、先生いるんですよね。集団になることは必要性があるとき、いざって時に力を合わせられる関係性は必要だと思います。集団の成長が個人の成長に還ってきやすいように、僕らはデザインを考えていかないといけません。
登山に例えると、目的は山頂のゴール、目標はそこにいくまでのルート上にあるポイントとなります。
「目的」の元に小さな道しるべを作って行くのが「目標」。無理やり考えると、大きな「目的」は学校教育目標になるのか??いやこれも目標だ。じゃあ「人格の形成」?
僕はあくまで1年の目標は、これから先のことをぼんやりと考えて、各個人が考えるものだと思っているんですよね。
「目標」は個人が立てていくべきもの。
クラスが掲げる目標は、守らなくちゃいけない、決まりごとだからという無理やり残念な目標になってないか、僕らはそこに敏感になって行く必要があります。
3 じゃあ、僕はどうしていくのか
さて僕の場合を考えていきます。
昨年度はイラストメインで学級目標を作りました。記事はこちら。
イラストの力ってすごい。なんか柔らかくしてくれるんです。見てると嬉しいような。僕は改めてその力を昨年度実感しました。
必要ないと思っているクラス目標ですが、作らないといけない事情もあるんで(笑)一応作ります。言葉じゃないって色々な人の想いを込められる…そういう点でふわっとしていて、僕はすごく好きでした。
その分「ビーイング」をしっかり立てるんです。「個人の成長のために、クラスで守る必要がある決まりごと」。
ビーイングはこの辺りでしょうか。
クラスのちからを生かす: 教室で実践するプロジェクトアドベンチャー
- 作者: プロジェクトアドベンチャージャパン
- 出版社/メーカー: みくに出版
- 発売日: 2013/03/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
グループのちからを生かす : プロジェクトアドベンチャー入門 成長を支えるグループづくり
- 作者: プロジェクトアドベンチャージャパン
- 出版社/メーカー: みくに出版
- 発売日: 2014/10/03
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 岩瀬直樹,甲斐崎博史,伊垣尚人,プロジェクトアドベンチャージャパン
- 出版社/メーカー: 学事出版
- 発売日: 2013/02/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
集団での1年間の目標は不要、ただし行事に付随する形なら話は別です。
その行事に向けて、個人も集団として突き進むからです。うちのクラスは行事ごとにがっつり目標を立てていきます。(全校・学年のスローガンを元にだ。)
行事には「ビーイング」から取り出して使う。そして、またビーイングを更新していく。
目標は個人。集団は「ビーイング」の活用。この個人と集団の行き来で、集団としての力も高めていくことを狙って行きます。
まずは運動会に向けての仮のビーイングづくりと目標づくり。その後、学級目標をイラストベースで立てて行きます。
その後の追記は以下の記事
↓↓↓
そして続きの記事はこちら