先生の仕事はDOが8割!記録から検証してみました。
おはようございます。
昨日は視聴覚の授業研の後、同僚の先輩とラーメン屋で一杯。あぁ至福の時間だったなぁ。
そこで出てきた話。
そこで出てきた話。
— ao-sen (@aosenn) November 22, 2017
PDCAで僕らの仕事を例えると、仕事している時間の中の8割は授業で「D」残りの2割は会議とかで「P」(このPは授業のDには直結しないことも多い。)そしてただで残業しながら、CとAだけど大半の教員はこの時間がとれないので、結局無計画のままDを迎えていく。その永久ループ。
本当なのか、ある日の実績で考えてみました。
記録より
ぼくは「たすくま」でタスク管理をしているので、記録から振り返ることができます。
この日の生活時間は、4時起床、21:04就寝です。
朝起きていつものように仕事しながら、学校の用意、家事を進めていきます。
ここまで朝の「PLAN」は53分。
ここもPかな。2分間だけPLANをしていますが、これも労働時間外ですね。
合計PLANが55分。
次の一枚ではPLANが13分なので、合計68分。
この後、授業をする「DO」が7時間20分。440分。
次に放課後です。ジャーナルと学経反省の会議はCでしょうか。これが1時間30分。学経反省は学校のまとめなので完全にCですが、こういう会議はまれなので、ここまでCの会議が入るのも珍しいですね。
Cが90分。ここで16:45の勤務時間終了を迎えます。
その後ゆっくり帰る時刻を迎えたので、18:09に退勤しています。
グラフにしてみると…
就業時間内だと、
圧倒的なDOですね。
朝の就業時間外も入れても…
こんな感じです。
やっぱりここまでっていうと特殊じゃないでしょうか。肉体労働系の仕事と変わらないのでは?
じゃあどうするか
僕はPDCAをやめて、「D-OODAモデル」で取り組んでいます。
観察から始まるので、学習の中、授業時間内で振り返り等のサイクルを回しながら、実際にアクションしていきます。
こうしていくしかない…と思っているんです。
それでも、
一番の問題は授業をしている時間が8割ってとこ。ここを改革すれば先生方だってもっと生き生きする。
— ao-sen (@aosenn) 2017年11月22日
せめて毎日14:00下校。3時間あれば大分豊かになると思う。
この「Do」の多さが一番の弊害で、ここは行政が一緒にやってくれないとどうにもならんのよ。
授業時間を短くしていかないと、先生たちがつらいんじゃないかと思っています。
僕の例は極めて労働時間が少なく済んでいる例だと思っています。
僕の学校でも平均20時くらいまでは仕事している人がいるし、若手は日付変えるくらいまでやっているのも事実です。
僕らの働き方をどう変えるかも大切ですが、やはり授業時間の長さが影響しているんじゃないかなぁと思うんです。
ここについては外国の例も含めて、いろいろと考えていきたいです。
「本当に素敵な仕事なのに、心をくたくたにして向き合っているのはおかしい」
プロフェッショナル仕事の流儀の過労死特集で、ある先生が言っていた言葉です。
職場を変えるには、働き方を変えるには…さてさて取り組んでいきましょうか。
それでは今日は勤労感謝の日、仕事はいったん置いておいて…リフレッシュしましょうね!