先生の働き方Design研究所

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今年一番の一冊「里山資本主義」で日本の未来を考える!後編

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里山資本主義の後編です。

 

トミーが反応をくれました。

 

 

 

 

 

 

耕作放棄地の利用

 

ちょうど昨日、ここ社会科の学習で授業をしていたんですよね。。。 

 

 

疑うのは今までの「常識」であって、そこに地方が生まれ変わるヒントが隠されているんですね。

 

常に「これは本当に必要か?」その問いを持ち続けてきたことがこの地域の活性化につながっている…そんな文章もありました。

 

 

豊かさが巡回する

 

 

なんて素敵な光景なのだろうと思う。地域に「小さな経済圏」を作り、そこで循環させていく…それはお金だけではなく、人にも言えることなんだ。

 

ちょっとしたことを「つなげる」それができるだけで人々はもっと幸せになることができるのではないか。。。

 

これからの未来

 

 

もう大量に消費する時代は終わっている。これからは成長社会ではなく成熟社会。。。その意味は、もう自分たちが暮らしていて、あらゆるところに感じている。

 

 

 

里山資本主義について考えていくこと…地域や都市部の未来を同時に考えていくことで、老後に向けて貯めなくてはいけないのは「資金」ではないことに気がつく。

 

 

自分自身が動いて準備をしていくこと。。。

 

変化は自分自身にあることを、もっともっと考えていかないといけない。

 

今まで自分が判断してきたことに「誇り」を持ちつつも、この本を読み終えると若干の後悔も残る。そして地方で暮らす人たち…僕が見てきた人たちはこの恵みを生かそうとしているだろうか…そこに自信はない。

 

ただ、本当に恵まれているなぁと感じるのは、自然が豊かであることだけではない。この本に載っているうような、小さな経済圏を創っていけるパワーや財が豊富にあると言うことだ。

 

金だけが循環するのではなく、人、モノも循環していく世の中を…さらに自分が創っていくお手伝いがどこかでできたらと思う。

 

いろいろなことを考えさせられる素晴らしい一冊でした。ぜひぜひ読んでください。