読書ノート「学び合う場のつくり方」中野民雄著
おはようございます。今日は、地域公開授業の代休です。お宮参りの写真を撮りに行ってきます。
さて、読書のまとめです。久々に会心の一冊に出会いました。
今回は図書館から借りました。これ絶対いつか買おう。
この本から学んだこと
場の作り方
「その部屋に自分たちを合わせることに慣れてしまっていて、自分たちの創り出したい場のニーズに部屋を合わせることを忘れている」とよく感じる。
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月22日
ほんと、この通り!僕もグループの座席の他にも授業に合わせた形態を模索しないと。#学び合う場のつくり方
また机で囲まれた空間が広く空いていると、まるで海峡のように人々を隔てるが、真ん中の空間も机で埋め尽くして平らにしてみると、ずいぶん雰囲気が変わり、なんだか一緒に食事でも楽しみたい感じになったりする。
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月22日
これ、そうだよな。会議でやってみよう!#学び合う場のつくり方
教室の形も多様にしたい。
僕は今は常にアイランド型の状態。でも書写の授業、テスト中、学級会では柔軟に形を変えている。
もっとこのあたりは考えていきたい。それに、屋上でリーディングをやったあの日のように、教室以外の場所を学びの場として、活用したい。
マインドフルネスの活用
中野さんもそこに興味を持ち、たくさんの取り組みをしている。
「調身・調息・調心」のワークを最初に入れる。
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月28日
「まず身体を整える。すると自ずと息が整う。そうして初めて心を扱い、整えることができる。」
こういう習慣が授業の最初にあるといいなぁ。一日の最初にも。#学び合う場のつくり方
僕もそれは学級の中にも入れていきたいと思っている。
「今、ここ」というキーワードは、5年国語光村「天気を予想する」にも出てきている。
さて、どうやって取り入れていこうか。友達のまひとは朝のサークルタイムで瞑想しているらしい。彼の実践を聞いてみたい。
「3」という可能性
「近くの二、三人で」ペアを作ってみてください。#学び合う場のつくり方
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月28日
3という数字になると多様性や相互作用が一気に増えていいと提唱されている。本当にその通りだ!!毎日のペアはドミノの流動性もあるから、3にしよう。
いつも創っていたペアだけど、「2,3人」でいい気がする。
最近作り方をドミノに変更したので、もう少し多様性が担保されてもいい。
クラスの序盤は、「相手が確実にいること」の安心の為に、2人が絶対の時期があってもいいと思うが、3人でもいいのだ。もうペアをきっちり決めなくても大丈夫。3という人数の多様性の価値を試してみよう。
見える化の重要性
見える化
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月28日
見える化とは、見えないもの、形がないものに、形を与えて書き出し、見えるように「可視化」すること。
「書いて、見せて、話し合う」という表現方法は、かなり多様な場面で応用できる。#学び合う場のつくり方
これほんとうにそう!アイスブレイクから会のラストまで飾りともなるし
黒板、ホワイトボード、えんたくん(導入したい!)このあたりで可視化するのが板書の役割。それを忘れちゃいけない。可視化の重要性と、全部を可視化しないことの価値も確かめたい。土曜参観の道徳では書きすぎてしまった。。。。
「組織の成功循環のモデル」
ダニエルキムの理論。
ダニエル・キム「組織の成功循環のモデル」を元にすると、成果を上げたいならば
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月28日
①関係の質を上げる
②思考の質が上げる
③行動の質も上げる
④成果の質も上がる
という順番。
まさしく学級・学校もこれ。②からスタートだと、クラスはなんか無理矢理感がでて、必要感がないクラス。
③から上げようとすると、行動から外れた人には叱咤が飛ぶし、できたできないで判断される、心が冷えるクラスに。
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月28日
④からは問題外。先生だけが頑張り、上手くいかないと大声を上げて、叱責する。日本中探してもここが一番多いのでは…。
①を時間をかけて創る。その価値はある。関係性ができているから考えられる。どの席になっても大きな文句はない。学習の質は向上していく。
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月28日
①に4月〜7月までどのくらい手間暇かけられるかですね。
僕はこれを徹底しました。https://t.co/V9qPqzTOEL
他の枠で記事に書こう。これはちゃんと学びたい。
プログラムデザイン
プログラムデザイン曼荼羅
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月29日
三重の円を元に書く、このデザインは、毎授業に使うことはできないだろうか?
いやーこうやってプロでも毎回デザインすることを教えてくれるなんて、この本は秀逸。#学び合う場のつくり方
これで授業デザインできるかな。そうすると手帳の概念が変わってしまうが。
うーん、どちらも捨てがたい。ほぼ日手帳のavec、1つにまとまっているというのは大きなこと。ただ、ほぼ日のMEGAも11月1日に発売する。
カズンavecの4月始まりがでない今、これに代えるのも手だな。 https://t.co/78hiTG0C1Y
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月30日
受け入れるということ
雨が降らなければいいのに、というのは人間の勝手な考え。あるがままに、あるがままであるということを受け入れたとき、おかしな緊張もなくなり、リラックスしてその場を気持ちよく感じることができる。#学び合う場のつくり方
— ao-sen (@aosenn) 2017年10月29日
これだね通勤の件もそう。雨なら雨で受け入れる…大切なこと。
その場その場を受け入れるから、大きな不満はなく生きていける。。。「受け入れる」ことで、学級の中でのイライラも生じなくなってきている。
事実はみな同じ、それを受け取る側がどうするか、反応と行動との間にしっかりと間があること…
まとめ アクションプラン
- 場とグループサイズの可能性 座席とペア作りの再考
- 関係性からのスタート 組織の成功循環モデル
- 受け入れる マインドフルネスの学習
いい本に巡り会いました。
それでは良い一日を!