学年主任であるぼくが「学年研」で大切にしている2つのこと
先生しかこの言葉使いませんよね?「学年研」の話。
木曜日は学年で行う「学年研」がある。昨日はいろいろあって学年研の時間は45分に絞られたけれど、プログラムDesignや、総合の話や、いい学年研ができたと思う。
— ao-sen (@aosenn) October 12, 2017
詳細な資料も大切だけど、大事にしたいのは、言いたいことを言える雰囲気と、お互いの共通理解。
うちの学校では毎週木曜日に「学年研」がある。翌週の予定を確認したり、行事への取り組みを決めたり、児童に関する共通理解を図ったりする場だ。
この学年研、かなり裁量は任されているので、いろいろと取り組んでみると、短い時間でも充実した会議にすることができる。
いいとこ2つ、課題を1つ
友人の実践を参考にして、今年は毎週「クラスで良かったこと2つ、課題を1つ」を必ず話してもらうようにしている。
— ao-sen (@aosenn) October 12, 2017
そのクラスの良さや課題が出てくる。最初は話しにくかった「良さ」も、だんだんと出てくるようになり、今や当たり前のように。
プラスの方が1個多いことが肝かな。
友人の「けんじ」の実践を参考にして、毎週自分のクラスの「いいとこ2つ、課題を1つ」話してもらうようにしている。
理由は次の通りだ。
- お互いがクラスの現状を知ること
- クラスをポジティブにとらえること
- 気軽に情報共有できる雰囲気を作ること
お互いがクラスのことを語れる場があるといい。若手の先生にも平等に話してほしいし、そういう雰囲気を作ることが何よりも大切だからだ。
一手間も時間もかかるんだけど、必ずやってもらっていること。
プログラムDesign
前期初めにこんな風にDesignしました。
常にこのDesignは、学年研の資料にくっつけて、何かを考えるときに活用するようにしています。
このDesignの振り返り。
一番小さい9項目に、「学年全体を見てのスコア」を5点満点でつけてもらいました。つけたスコアはみんなほぼ同じであることが、学年としてのまとまりを感じましたよー
行事に照らし合わせていろいろな活動を考えていくのですが、日常の中で大切にしたい3つを絞り込んで考えました。
決まったのは次の3つ。
- 「わかる」と「できる」がつながるように
- 切磋琢磨してお互いを磨き合う
- 出会って良かったと相手を幸せにできる
とりあえず10〜12月までこの3つに力を入れていろいろと考えていこうということになりました。
まとめ 対話の中に学びと安心感がある
1週間に1回設定されているのは、すごくいいこと。もっとこの学年研を充実したものにしていきたい!
たまに俯瞰的に学年研のアイディアを考えるのは楽しそうだ。アイディアあったら教えてほしいなぁ。
それでは良い一日を!