学級目標、クラス目標はどう作る?②
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学級目標に関しては、今年もあのカードを使うことからスタートです。
しるらないカード。PAJで販売している友人である「ゆきさん」が描いた素敵なカードです。
そしてカードによる振り返りは、言葉という規定の枠に左右されず、幅広い振り返りが出てくるので、重宝しています。
今回も、3月にクラスがどういう状態になっていたいか、具体的なゴールはどんなイメージ?でカードを一人一枚選んでもらいました。
この時言葉から入ると、「協力」「大切」とか、具体的というよりかは、より平均的なものに収束してしまうんですよね。しかもそういう体験を十分に積んでいるか、そうじゃないかで、出てくる言葉もだいぶ影響されてしまう。4月に作らない理由は、運動会もあるのですが、体験の不足によるものです。
十分積んだと思っているこの時期でも、まだ左右される部分があります。
だから絵で入る。絵だとその人の見方がまず影響を及ぼします。「あぁ、そういう見方をしたんだ」っていう一人一人の捉えがある。
また、他の人のイメージを擦り合わせていくときに言葉以上に色々なものを含むことができるんです。お互いの思いを絵の中に込められる。言葉だと違うものになってしまうから、無理が生じるように僕は思います。
今日は選んだカードについての想いを、一人でジャーナルに書いてもらいました。
みんなと一緒に成長する。3月にはそれが一人一人の成長につながっていてほしい。
自分から声をかけあえる、助け合ったり、一人で全部をやらなかったり…そんなクラスにしたい。
共通点を見つけ合うクラスにしたい。お互いの共通点を探しながら、りかしあえるような…安心感のあるクラスにしたい。
(迷路のようなカードを引いて)
私はときには転んだり立ち止まったりしてもいいから、後ろは向かないで、迷わず進む自分になりたいからです。クラスとしては、迷ったら協力して、なるべく先生の力を借りずに、解決したいと思っています。
37通りの言葉が並んでいましたし、選んだカードに意味を持たせることができました。
さ、この後は子どもたちと相談です。もう少し絞ってから、とりあえず学級目標プロジェクト委員さんを作っての活動になるかなぁ。
次は水曜日。大切にしたいのは、すり合わせること。カードを持ちながら話をして、似ている部分はどちらかのカードに統合するか、共通する別のカードを引いていくこと。。。そうしながら、また一つ一つカードをまとめ、絞っていく形になるかな。子どもたちにも聴きながら進めていきたいです。
次はたくさんの人との対話をしながら、じっくり擦り合わせを行います。間違っても学級会の形にはしません(笑)