先生の働き方Design研究所

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伊豆高原で海の幸を食べるなら、ランチも満足、本家鮪屋

 旅行ネタ第2弾。

 今日の20時ぐらいに帰ってきました。春休みの伊豆からの道は混む…用心せねば。

 

 昨日はそばを紹介しました。

 

 

aosenn.hatenablog.com

 

しかしながら伊豆。海の側…

そう!海の幸!

 

宿のご飯もそりゃあまあ、十分なくらい美味しかったんだけど、やはり海の幸といえばこちら。

 

honkemaguroya.com

 

 このお店は大学生の時に発見したんですよ。何かで調べて「行ってみよう」ってなったんです。美味しさに感動して以来、今回が5回目になります。娘が生まれてから行くのは初めてですな。


 何と言ってもメインである「頭トロマグロ丼」は絶品。(HPより)

 

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ただし限定8食。


 今回は諸事情あって、遅くに行ったので、「鮪炙りづくし丼」に。ビンチョウマグロ、頭トロ、大トロが2きれずつのっていました!

 

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 これも美味しかった。頭トロのとろけるような食感は昔と変わっていませんでした。ただ、大学生に行った時と比べると、大根のツマが多かったような(笑)



 追加で頼んだ、葛のプリンも絶品。


 伊豆高原で海鮮を食べるなら、間違いなくここ、本家鮪屋、サイコーです。

 娘も満足。

 

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伊東に来たら、勇吉のそばをご賞味あれ!

   年度末、一年の疲れを癒やすために、僕の両親と一緒に家族旅行中です!伊東に来ています。

 

   このあたりはそばが有名。うちの両親がこのあたりに来たら、必ず寄って帰る「そば*うどん勇吉」に行っていました!

 

    僕が頼んだのは、「つけ天丼セット」1350円。

 

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    食仕事も引退し、食べ歩いている両親のおすすめ。、とても美味しかったです!

    そばには歯ごたえがあり、天ぷらは見た目以上にサクサク。娘もお子様そばを頼み、みんなの天ぷらを少しずつもらって満足そう。

 

 

    「ここはコーヒーが美味い!」と僕の親父。

    「蕎麦屋でコーヒー?そば湯ではなく?」と思ったものの飲んでみることに‥

 

 

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    こいつは美味い!!!

    驚きの美味しさでした。こちらの見せに来た際には、ぜひ蕎麦湯のあとのコーヒーを飲んでみてください。

 

 

     美味い物を食べると幸せな気持ちになります。ぜひぜひ一度食べてみてくださいね。

 

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22023918/top_amp/

先生のためのコーチング講座で学んできたよ!

 先生のためのコーチングセミナーで学んできました。

coach.fwj085.com

 僕にとっては珍しく、学校のメール便で届いた資料での受講。理由は「コーチング」。今年度、「一人ひとりにどう応じるか」を考え続けた一年だったのですが、そこで重要だったのが、「一人ひとりをどう見るか」このみとり方、アセスメントの仕方について、僕は「コーチング」の分野からもっともっと学びたいなぁと思ったからです。

 

 講師は橋口直子先生です。

 元はリトミックの先生、コーチングに出会い、その限界を超えるために、NLP神経言語プログラミング)のことを組み合わせて、活動している方。
 「二つを掛け合わせる」視点、魅力的な人は必ず掛け合わせている。

 

 今回は優位感覚についてです。僕はこの言葉、聞いたことがあるくらいでしたが、今回学んで大ヒットでした。

 

test.jp

 

  • 優位感覚
  • 物事を「耳から入る音」「目から入る映像」「肌で感じる」「文章で考える」などの様々な感覚を通して認識している。
  • 優位感覚は、学習スタイルの1つ。2つ持っていたり、全てをバランスよく持っている人もいる。


優位感覚アセスメントによると、僕は「視覚」が強い。

  • 視覚は…
    • 全体像を大切にして、色分けなどが得意。
    • 頭に映像が浮かぶため、話はあちこちに飛びがち。
    • 見かけを大切にして、身なりはちゃんとしたい。
    • 話が見えない、「〜に見える」などよく使う。あの人に顔が似てるね!など

 今回わかったことは、確かに僕は「視覚」が強い。

 よく写メをとって覚えようとします。

 丸つけすごく早いですが、子どもには「間違いは赤で直すこと」をお願いしています。

 カーナビは音声よりも画像が気になるので、結局画像を見ながら運転することが多いです。

 

 同じ視覚優位の方々と話しているうちに、やっぱり視覚だ!と実感しました。

 

 この優位アセスメント、子どもにやってみたいなぁ。また、環境によりある程度、鍛えられる。
 
 授業は先生の感覚で行なっている。だからこそ4つの感覚のバリエーションを大切にしたり、いざという時の対処法を考えておく必要がある。僕は視覚重視だから、きっと体感覚優位の子には、説明が長かったり、早く動きたいオーラを出されたり、確かにしているんですね。

 クラスには色々なタイプがいるので、そこに満遍なく応じたり、この対応で意識したり、することができます。

 この優位感覚を理解すると、できないってことはないことが、実感できる。自分に合ったやり方を見つけ出せるのを助けることができるそうです。

 


 先生が教えてくれたこと

  • 自分が「この優位感覚だから」と周りに言える環境づくりが大切。
  • うまくやるより試すこと。
  • 場面や状況によって変わった感覚を出すことも…「〜先生にはこの感覚」すらありえる
  • 大切なのは「自分にはどの感覚を向けるのか」、「学習中はどの感覚を見せるのか。」
  • 席替え
    • 言語感覚は先生のそば、グループはバランスよく、聴覚の子のそばに体感覚は×。
  • カテゴリーによってアプローチを変える。上手くいかないで諦めずに、どの優位感覚かを探りながら、アプローチを変える。
  • 自分自身を固定化せず、自分が違った優位の感覚を出すことも。
  • 自分を変えるのは簡単ではない、それより視野を広げること。
  • 2:6:2のバランスはクラスの中に生まれる、大切なのはそれが固定化されないこと。交代でその役割を担うことが安心感につながる。

 

 僕は子どもたちに、チェックリストで新学期に実施してもらおうと思います。「自分が何優位か」がわかると、学習の習熟の仕方から、友達との接し方まで変わってきますよね。

 

 2時間半でしたが、たくさんの学びがありました。残りの3回も学んできたいと思います。

対話をして1年間の振り返りを

28年度の振り返りを仲間との朝活で行います。

 

mirai.doda.jp

 

 一人1時間は取れませんが、エピソードや人、取り組みにフォーカスしながら、28年度は自分以外の人と対話しながら振り返ってみようと思います。

 

 うーん、これは楽しみだ!

 

https://mirai.doda.jp/theme/looking-back-plan

 

ning/procedure/

 

https://mirai.doda.jp/theme/looking-back-planning/procedure/

28年度、ゆるりと終了。

 最終日、二人の子が放課後待っていてくれた。自宅で詰んだ花束を持って。


 同僚に呼ばれて「外でお礼が言いたいって待ってるよ」と言われて、ドアを開けると、逃げ出す二人の女の子。何だい!と思って笑っていたら、また戻って来て、「これあげる!」と。


「ありがとう、嬉しいよ」と伝えるとにっこり笑ってくれた。


 一人は、友達とのトラブルもあったけれど、大きく成長した女の子。たくさん会話したけど、馬鹿話の方が多かったよなぁ。僕がイラっとしている時も、すっとやってきて、面白い話をしようとしてくれて…嬉しかったなぁ。もう一人は、最初はなかなか喋って喋ってくれませんでした。それでもその子の話すのを待ったり、日々を過ごす中で笑顔を見せるようになりました。最後は話すときの固さも取れ、毎日よーく話してくれました。遅刻気味だったけど、頑張って毎日登校してきてくれました。


 二人を含む他の学年の子とバレーボールをやった後に「ありがとう」を伝えました。

 娘に向けたプレゼントんも用意してくれていました。

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 花束の横にお手紙が。読んでみると…「男の先生が初めてだったけど、話してみたら優しかった。また担任してね。」という文面でした。

 初任の頃、きっとこの二人のようなタイプの子は手紙をくれなかったように思えます。自分が一人ひとりとどう向き合えているか、僕はそれに関してはこの一年手応えを感じています。こうやって人を想う子が増え、新しい学校で、クラスもパフォーミングまで到達できたこと、うれしく思います。


 しかしながらここから先は、また別のアプローチが必要になります。来年度は大きなチャレンジになりそうですが、楽しみすぎてワクワクしています。

 

 その前に今日はコーチングの研修に。僕の強みを伸ばすために、4回の講習に通う1回目です。実りの多い時間でした。

人を赦すということ

 時間に追われると視野が狭くなってしまうのが自分の悪い癖、昨日はそれが出てしまい校内の人に迷惑をかけてしまった。

 

 学級、学年のことまでは即興的に対応できるが、学校全体のことはしっかりと準備が必要。振り返りの中でそうしていこうと決意。あぁ、やっぱりどこかで抜けている。。。気をつけていこう。

 

 

 

 子どもたち一人ひとりには、「僕が見つけた一番の良さ」を手紙に書いて、昨日渡した。

 

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 でも「良さ」ってどんなことだろう。振り返りの中で発見することもある。

 

 僕の良さの一つは「赦せる」だと思う。教師として、これは外せない。人は迷惑をかける生き物だから、僕は同僚や子どもたちを「赦せない」と思うまで突き放すことはない。「赦せる」、これは宝だなぁ。

 

 さ、最終日。今日は通知表を渡し、離退任式で終わりです。

 最後に子どもたちにどんな話をしようか、今から考えよう。

学年で、クラスで…

 こんばんは!久々に夜の更新です。朝は子どもたちへの手紙を書いていて、ブログを書けませんでした。

 

 昨日は学年でのスポーツフェスティバルがありました。
 

 5年生になると球技大会があって、他校とサッカーやバスケで交流戦をします。4年生のカリキュラムでは、ちょうどミニサッカーとタワーゴールをやったので、学年で交流会をすることになりました。ドッジボールのおまけ付きで。


 学年全体での活動をことさら大切にしてきたうちの学年、だからこそできたこの企画。試合後の清々しい顔や、悔しそうな顔、記念撮影時の表情、どれもとても素敵でした。

 

 そして今日はクラスのありがとう会。

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 ファンルームっていうんですか、クラス全員に作ってきてくれた優しい子もいて、こういうこと成し遂げちゃう力ってすごいなぁって思うんです。
 一発芸や出し物もたくさん。女子も色々やるようになったなぁ。これも嬉しい。

 最後にクラスに一言!

 涙をこらえながら一言を言う子、涙を流し詰まりながらもみんなに話す子、笑顔で話し切る子…いろんな子がいることが素敵だなぁ。クラスの良さってこういうところだよなぁ、真剣に聞き合う子どもたちの姿からそんなふうに思いました。

 子どもたちからもらった手紙には、常日頃から手紙を書く時には、「誰でもかけそうなことを書くんじゃなくて、その人と自分だけの具体的なエピソードを書くといいよ。」と言ってきたので、具体的なエピソードにあふれていましたよ。
 僕からも一人一人へ手紙のプレゼント。感謝の気持ちは伝わったでしょうか。

 

 いよいよ明日は修了式。28年度ももう終わっちゃうな。

【書評】やり抜く力GRITを読んでみたよー前編ー

 おはようございます。こんな本を読みました。

 あまりにkindleのハイライト箇所が膨大になったため、前編と後編に分けてご紹介します。

 なかなか骨がある一冊でした!

 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

  

 アメリカの士官候補生、5人に一人は中退してしまうのだそう。その中退者の大半は入学直後の基礎訓練に耐えきれないためだという。その訓練をビーストという。

 

  • シューズが驚いたのは、困難に対処する力は才能とはほとんど関係ないということだった。訓練の途中で辞めていった者たちは、才能がなくて辞めたわけではない。それよりも重要なのは、マシューズの言葉を借りれば、「絶対にあきらめない」という態度だった。
  • 要するに、どんな分野であれ、大きな成功を収めた人たちには断固たる強い決意があり、それがふたつの形となって表れていた。第一に、このような模範となる人たちは、並外れて粘り強く、努力家だった。第二に、自分がなにを求めているのかをよく理解していた。決意だけでなく、方向性も定まっていたということだ
  • このように、みごとに結果を出した人たちの特徴は、「情熱」と「粘り強さ」をあわせ持っていることだった。つまり、「グリット」(やり抜く力)が強かったのだ。

 

 GRITについての説明が出てきた後はこのような文章が続きます。

 

  • では実際、偉業はどのように達成されるのだろうか? ニーチェが到達した結論もチャンブリスと同じだった。偉業を達成する人びとは、「一つのことをひたすら考え続け、ありとあらゆるものを活用し、自分の内面に観察の目を向けるだけでなく、ほかの人びとの精神生活も熱心に観察し、いたるところに見習うべき人物を見つけては奮起し、あくなき探究心をもってありとあらゆる手段を利用する」。 では、才能についてはどうか? ニーチェは偉業を達成した人びとのことを、なによりも「職人」と考えるべきだと訴えている。 「天分だの、天賦の才だのと言って片付けないでほしい! 才能に恵まれていない人びとも、偉大な達人になるのだから。達人たちは努力によって偉業を成し遂げ、(世間の言う)〝天才〟になったのだ。……彼らはみな、腕の立つ熟練工のごとき真剣さで、まずは一つひとつの部品を正確に組み立てる技術を身につける。そのうえでようやく思い切って、最後には壮大なものを創りあげる。それ以前の段階にじっくりと時間をかけるのは、輝かしい完成の瞬間よりも、むしろ細部をおろそかにせず丁寧な仕事をすることに喜びを覚えるからだ」

 僕が好きな番組、「情熱大陸」や「プロフェッショナル仕事の流儀」とかで見てきた人もそうだった。1つのことを考え続け、精神面の成長を図りながら、飽くなき探究心を持ってありとあらゆる手段を利用する。

 教師にとってそれはどのような状態なのだろうか?

 授業と振り返りの積み重ね。フィードバックをどうえるか、得たものをどう生かすか、子どもに返すか。授業研なんてやらなくても同じようにフィードバックをもらうためにはどうすれば良いか、子どもたちからフィードバックを得て、前に進むためにやれることは何か。

 または子どもを知ること。あらゆる面から好奇心を持って子ども自身を理解すること。日々の振り返りや児童理解の中に丁寧に子どもに接していくことによって積み重なる情報を分析して、子ども自身に返していくこと。。。

 

 細部を大切にしていきたい。

 

  • 「ものすごくがんばるだけでは、やり抜く力があるとは言えないの。それだけでは不十分だから」 学生は一瞬、黙り込んだ。 「どうしてですか?」 「そうね、ひとつには、一流になるための近道はないから。専門知識をしっかりと身につけるのも、難しい問題の解決法を見つけるのも、ほとんどの人が思っている以上に、ものすごく時間がかかることなの。そして優れたスキルを身につけたら、それを生かして人びとの役に立つ製品やサービスを生み出さなければならない。ローマは一日にして成らず、よ」 学生が黙って耳を傾けていたので、私は話を続けた。 「そして、これがいちばん重要なこと。やり抜く力は、自分にとってかけがえのないことに取り組んでこそ発揮されるの。だからこそ、ひたむきにがんばれるのよ」
  • 「そう、自分が本当に好きなことに打ち込むの。でも、好きになるだけじゃだめなのよ。愛し続けないとね」

 

 途中でてくる「グリットスケール」。この解答で得られるグリットの値を数値化したものが「グリットスコア」

 

  • このように自分に対して「なぜ」を問いかけると、つねに「〜するため」という答えが見つかる。やがてピラミッドの頂点、すなわち最上位の目標にたどり着くだろう。最上位の目標は、ほかの目的の「手段」ではなく、それじたいが最終的な「目的」なのだ。 心理学では、これを「究極的関心」と言う。私はこの最上位目標を、その下に続くすべての目標に方向性と意義を与える「コンパス」だと考えている。
  • やり抜く力」というのは、ひとつの重要な目標に向かって、長年の努力を続けることだ。さらに、ピート・キャロル風に言えば「人生哲学」と呼ぶべきその目標ほど、興味深く重要なことはほかにないため、生活時間の大半の活動は、その目標達成に向けて行われる。
  • 「やり抜く力」が非常に強い人の場合、中位と下位の目標のほとんどは、何らかの形で最上位の目標と関連している。それとは逆に、各目標がバラバラで関連性が低い場合は、「やり抜く力」が弱いと言える。
  • だが私が思うに、それよりもっと多いのは、中位の目標が乱立するばかりで、それをひとつに束ねる最上位の目標が存在しないケースだ(次の図)。 さらに、ピラミッド形の目標がいくつも対立し、関連性がないケースもある(次の図)。

 

 この辺りは今読んでいる「好奇心のパワー」と重なるところがある。「価値観」や、「信念」自分自身の真ん中がどんなことか…もっと深く掘っていきたいと思う。

 

 次は偉大な投資家、パフェットとのやりとり

 

  • 1.仕事の目標を25個、紙に書き出す。 2.自分にとってなにが重要かをよく考え、もっとも重要な5つの目標にマルをつける(5個を超えてはならない)。 3.マルをつけなかった20個の目標を目に焼きつける。そしてそれらの目標には、今後は絶対に関わらないようにする。なぜなら、気が散るからだ。よけいなことに時間とエネルギーを取られてしまい、もっとも重要な目標に集中できなくなってしまう。
  • そこで実際に、自分のいまの目標(あるいは携わっているプロジェクト)を罫線入りのメモ用紙に書き出してみた。長々と続くリストは、気がつけば32行にもなっていた。それで納得したのだ。なるほど、これは役に立つかもしれない。 興味深いことに、次々と頭に浮かんだ目標の大半は、重要度が中位の目標だった。どうやら私たちは、ひとつではなく複数の目標を書こうとすると、中位の目標を書いてしまうらしい。
  • つぎに、優先順位を決めるために、縦線を引いて2列増やし、新しくつくった各列の一番上に見出しとして「面白さ」「重要度」と記入した。そして各プロジェクトの「面白さ」と「重要性」について、それぞれ1から10のスコアをつけていった(1が最低、10が最高)。 それから、各プロジェクトの横に並んだ「面白さのスコア」と「重要度のスコア」を掛け合わせて、点数を出した(最低1〜最高100点)。その結果、「面白さのスコア×重要度のスコア」が100点に達した目標はひとつもなかったが、1点だったものもなかった。 それから、バフェットの示した手順どおりに、もっとも面白く重要な目標にマルをつけて5つに絞り込み、そのほかは思い切って「今後は絶対に関わらない」リストに入れようとした。でも、できなかった。なぜかどうしてもできなかった。
  • 翌日くらいまで、いったいどちらが正しいのだろう(私か、それともバフェットか)と考えてしまい、釈然としなかったのだが、やがてふとあることに気づいた。私の目標の大半は、相互に関連性があったのだ。つまりほとんどは、目的を達成するための「手段」であり、「子どもたちの『目標達成力』と『しなやかな強さ』を育む」という、最終的な目標の実現を目指すためのもの
  • 成功するには「やるべきこと」を絞り込むとともに、「やらないこと」を決める必要がある。なるほど、そのとおりだ。「やらないこと」をもっとしっかりと決めなければ。 だが、もうひとつ付け加えておきたいのは、ふつうに優先順位を決めるだけではうまく行かない場合もあるということだ。仕事に関して、まったくちがう最重要の目標がいくつも存在すると、それぞれにしっかり対応するのは至難のわざであり、相乗効果が生まれるどころか、時間もエネルギーも分散され、消耗してしまう。だからこそ、たったひとつの「コンパス」が必要なのだ。いくつもあっても困るだけだから。
  • というわけで私は、バフェット流「優先順位を決めるための3段階方式」に、もう1段階追加したい。 4.「これらの目標は、共通の目的にどれくらい貢献するか」と考える。 目標が同じピラミッドにうまく収まっていればいるほど(各目標がひとつの「究極的関心」に資することになるので)、あなたの「情熱」は揺るぎないものになる。

 自分の中心にどうつながっているか、そしてやらなくていいことを徹底的に排除する削る発想だ。

 

  • 因果応報のほうがお説教よりも、はるかに効果があるというわけだ。 「成熟の原則」というのは、つまるところ、それに尽きるのではないかと思う。私たちは人生の教訓を肝に銘じ、慣れない状況のなかでがんばっていくうちに、やがて新しい考え方や行動が身について習慣となる。そしていつのまにか、以前の未熟な自分の姿など思い出せないようになる。新しい状況に適応し、その状態がすっかり定着することで、自分のアイデンティティ(自分をどのような人間だと思っているか)が向上する。つまり、「成熟」するのだ。
  • このような考え方は、道徳的に悪いわけでも何でもない。「やり抜く力」の鉄人たちも、目標をあきらめることはある。ただし、重要度の高い目標ならば、歯を食いしばってでも、最後までやり遂げようとする。 いちばん重要なことは、「やり抜く力」の鉄人たちは「コンパス」を替えないことだ。彼らにはたったひとつの究極の目標があり、ほぼすべての行動がその目標達成に向けられている。だから究極の目標に関しては、そんな投げやりな言葉は口にしない。

 

やり抜く力の鉄人たちには共通する4つの特徴が見えてくる。

 

  • 1.〈興味〉自分のやっていることを心から楽しんでこそ「情熱」が生まれる。私がインタビューをした人びとはいずれも、自分の仕事のなかで、あまり楽しいとは思えない部分をはっきりと認識しており、多くの人はちっとも楽しいと思えないことも、少なからず我慢していた。とはいえ全体的には、目標に向かって努力することに喜びや意義を感じていた。だからこそ彼らは、尽きせぬ興味と子どものような好奇心をもって「この仕事が大好きだ」と言う。
  • 2.〈練習〉「粘り強さ」のひとつの表れは、「きのうよりも上手になるように」と、日々の努力を怠らないことだ。だからこそ、ひとつの分野に深く興味を持ったら、わき目もふらずに打ち込んで、自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする「練習」に励む必要がある。自分の弱点をはっきりと認識し、それを克服するための努力を日々繰り返し、何年も続けなければならない。 また、「やり抜く力」が強いということは、慢心しないことでもある。分野を問わず、どれほど道を究めていても、「やり抜く力」の鉄人たちは、まるで決まり文句のように「なにが何でも、もっとうまくなりたい!」と口にする。
  • 3.〈目的〉自分の仕事は重要だと確信してこそ、「情熱」が実を結ぶ。目的意識を感じないものに、興味を一生持ち続けるのは難しい。だからこそ、自分の仕事は個人的に面白いだけでなく、ほかの人びとのためにも役立つと思えることが絶対に必要だ。 なかには早くから目的意識に目覚める人もいるが、多くの場合は、ひとつのことに興味を持ち続け、何年も鍛錬を重ねたのちに、「人の役に立ちたい」という意識が強くなるようだ。「やり抜く力」の鉄人のなかでも、成熟をきわめた人たちは、みな口を揃えて同じことを言った。「私の仕事は重要です。個人的にも、世の中にとっても」
  • 4.〈希望〉希望は困難に立ち向かうための「粘り強さ」だ。本書では、興味、練習、目的のあとに希望を採り上げるが、希望は「やり抜く力」の最終段階だけでなく、あらゆる段階に欠かせない。最初の一歩を踏み出すときからやり遂げるときまで、ときには困難にぶつかり、不安になっても、ひたすら自分の道を歩み続ける姿勢は、はかり知れないほど重要だ。

 

 また著者は「これだ」と情熱を注げるものを見つけるには何年もかかると言っている。興味は外の世界との交流から生まれる。だから、ぼんやりとした自分の楽しいこと、打ち込めることの方向性が見えてきたら試すことの重要性をあげている。試していくこと。なんでも「考えるよりやってみること」の方が前進する場合が多いとおもう。

 

 一つに絞ったらエキスパートたちのすることは?

  • 1.ある一点に的を絞って、ストレッチ目標〔高めの目標〕を設定する。 このときエキスパートたちは、すでに得意なところをさらに伸ばすのではなく、具体的な弱点の克服に努める。あえて自分がまだ達成していない困難な目標を選ぶのだ。
  • 2.しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す。 面白いことに、多くのエキスパートはひとの見ていないところで努力する。
  • 音楽家の場合も同様に、グループやほかの音楽家と練習するよりも、ひとりで練習する時間が多い人ほど、スキルの上達が早いことがわかっている。 さらにエキスパートたちは、自分のパフォーマンスが終わるとすぐ、熱心にフィードバックを求める。この段階では、どうしても否定的なフィードバックが多くなる。つまりエキスパートたちは、うまくできた部分よりも、うまくできなかった部分を知って克服したいのだ。すみやかにフィードバックを求めること、そして否定的なフィードバックにしっかりと対処することは、どちらもきわめて重要だ。
  • 3.改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する。 ストレッチ目標を完全にクリアできるまで──以前はできなかったことが、すんなりと完璧にできるようになるまで。できないと思っていたことが、考えなくてもできるようになるまで。では……そのあとは? ストレッチ目標を達成したあとは、どうするのだろう? エキスパートたちは新たなストレッチ目標を設定し、弱点の克服に努める。小さな弱点の克服をこつこつと積み重ねていくことが、驚異的な熟練の境地に至る道なのだ。

 


 フィードバックという言葉が非常に鍵になる。僕も常に即時フィードバックをもらいたい。こっちでも学び中。

 

 

はてなブログ解体新書、無料で読めるなんて嬉しい!

sugatareiji.stores.jp

 

 イケハヤさんのブログ運営の教科書を購入しようか検討していたのですが

 

note.mu

3000円という費用面もあり、まずはこちらの守形レイジさんの「はてなブログ解体新書」を読んでみました。

 

 何と言っても無料!

 そして僕も使っている「はてなブログ」さん専門!

 

 これは読むしかないですね。

 

 

 

 とってもためになりました。まずはここから、色々と変更しながら進めていきたいと思います。どこをどう読んで、変えていったかもこのブログで載せていきたいと思いますね。

 僕の仕事上、18分でブログ1記事と決めています。でも2000字〜3000字の中身の濃いものにしていくには、それ以上の時間が必要になってくるかもしれません。

 その辺ゆっくり考えていきます。