先生のためのコーチング講座で学んできたよ!
先生のためのコーチングセミナーで学んできました。
僕にとっては珍しく、学校のメール便で届いた資料での受講。理由は「コーチング」。今年度、「一人ひとりにどう応じるか」を考え続けた一年だったのですが、そこで重要だったのが、「一人ひとりをどう見るか」このみとり方、アセスメントの仕方について、僕は「コーチング」の分野からもっともっと学びたいなぁと思ったからです。
講師は橋口直子先生です。
元はリトミックの先生、コーチングに出会い、その限界を超えるために、NLP(神経言語プログラミング)のことを組み合わせて、活動している方。
「二つを掛け合わせる」視点、魅力的な人は必ず掛け合わせている。
今回は優位感覚についてです。僕はこの言葉、聞いたことがあるくらいでしたが、今回学んで大ヒットでした。
- 優位感覚
- 物事を「耳から入る音」「目から入る映像」「肌で感じる」「文章で考える」などの様々な感覚を通して認識している。
- 優位感覚は、学習スタイルの1つ。2つ持っていたり、全てをバランスよく持っている人もいる。
優位感覚アセスメントによると、僕は「視覚」が強い。
- 視覚は…
- 全体像を大切にして、色分けなどが得意。
- 頭に映像が浮かぶため、話はあちこちに飛びがち。
- 見かけを大切にして、身なりはちゃんとしたい。
- 話が見えない、「〜に見える」などよく使う。あの人に顔が似てるね!など
今回わかったことは、確かに僕は「視覚」が強い。
よく写メをとって覚えようとします。
丸つけすごく早いですが、子どもには「間違いは赤で直すこと」をお願いしています。
カーナビは音声よりも画像が気になるので、結局画像を見ながら運転することが多いです。
同じ視覚優位の方々と話しているうちに、やっぱり視覚だ!と実感しました。
この優位アセスメント、子どもにやってみたいなぁ。また、環境によりある程度、鍛えられる。
授業は先生の感覚で行なっている。だからこそ4つの感覚のバリエーションを大切にしたり、いざという時の対処法を考えておく必要がある。僕は視覚重視だから、きっと体感覚優位の子には、説明が長かったり、早く動きたいオーラを出されたり、確かにしているんですね。
クラスには色々なタイプがいるので、そこに満遍なく応じたり、この対応で意識したり、することができます。
この優位感覚を理解すると、できないってことはないことが、実感できる。自分に合ったやり方を見つけ出せるのを助けることができるそうです。
先生が教えてくれたこと
- 自分が「この優位感覚だから」と周りに言える環境づくりが大切。
- うまくやるより試すこと。
- 場面や状況によって変わった感覚を出すことも…「〜先生にはこの感覚」すらありえる
- 大切なのは「自分にはどの感覚を向けるのか」、「学習中はどの感覚を見せるのか。」
- 席替え
- 言語感覚は先生のそば、グループはバランスよく、聴覚の子のそばに体感覚は×。
- カテゴリーによってアプローチを変える。上手くいかないで諦めずに、どの優位感覚かを探りながら、アプローチを変える。
- 自分自身を固定化せず、自分が違った優位の感覚を出すことも。
- 自分を変えるのは簡単ではない、それより視野を広げること。
- 2:6:2のバランスはクラスの中に生まれる、大切なのはそれが固定化されないこと。交代でその役割を担うことが安心感につながる。
僕は子どもたちに、チェックリストで新学期に実施してもらおうと思います。「自分が何優位か」がわかると、学習の習熟の仕方から、友達との接し方まで変わってきますよね。
2時間半でしたが、たくさんの学びがありました。残りの3回も学んできたいと思います。