先生の働き方Design研究所

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28年度、ゆるりと終了。

 最終日、二人の子が放課後待っていてくれた。自宅で詰んだ花束を持って。


 同僚に呼ばれて「外でお礼が言いたいって待ってるよ」と言われて、ドアを開けると、逃げ出す二人の女の子。何だい!と思って笑っていたら、また戻って来て、「これあげる!」と。


「ありがとう、嬉しいよ」と伝えるとにっこり笑ってくれた。


 一人は、友達とのトラブルもあったけれど、大きく成長した女の子。たくさん会話したけど、馬鹿話の方が多かったよなぁ。僕がイラっとしている時も、すっとやってきて、面白い話をしようとしてくれて…嬉しかったなぁ。もう一人は、最初はなかなか喋って喋ってくれませんでした。それでもその子の話すのを待ったり、日々を過ごす中で笑顔を見せるようになりました。最後は話すときの固さも取れ、毎日よーく話してくれました。遅刻気味だったけど、頑張って毎日登校してきてくれました。


 二人を含む他の学年の子とバレーボールをやった後に「ありがとう」を伝えました。

 娘に向けたプレゼントんも用意してくれていました。

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 花束の横にお手紙が。読んでみると…「男の先生が初めてだったけど、話してみたら優しかった。また担任してね。」という文面でした。

 初任の頃、きっとこの二人のようなタイプの子は手紙をくれなかったように思えます。自分が一人ひとりとどう向き合えているか、僕はそれに関してはこの一年手応えを感じています。こうやって人を想う子が増え、新しい学校で、クラスもパフォーミングまで到達できたこと、うれしく思います。


 しかしながらここから先は、また別のアプローチが必要になります。来年度は大きなチャレンジになりそうですが、楽しみすぎてワクワクしています。

 

 その前に今日はコーチングの研修に。僕の強みを伸ばすために、4回の講習に通う1回目です。実りの多い時間でした。