きいてきいてきいてみよう!
インタビューの単元が、ググッとクラスの仲を深めるのを加速してくれます。今年はそれに「ペアの3年生に伝えよう!」という視点も加えて…
僕はこの単元のことについて、いつかゴリさんの実践を聞いたことがあります。
計画はこんな感じ。
- 「私の構成要素」 と 「オープンクエスチョンしながら書く」の練習
- 3人グループをお箸の神様で決めて、私の構成要素から質問を考える
- 用意した質問を元に、オープンクエスチョンを活用しながら、インタビュー
- インタビューした報告をまとめる。まとめながら僕も一人一人にインタビューされてオープンクエスチョンをチェック。
- 3年生にペアのことを詳しく伝えよう。学習を振り返る。
実は私の構成要素については、4年生の「友達新聞づくり」で学年で実践済み。だからこそ、2回目になる構成要素の書きっぷりは見事でした。
よくわかる学級ファシリテーション3―授業編― (信頼ベースのクラスをつくる)
- 作者: 岩瀬直樹,ちょんせいこ
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2013/05/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (22件) を見る
そしてオープンクエスチョンです。
よくわかる学級ファシリテーション?―子どもホワイトボード・ミーティング編― (信頼ベースのクラスをつくる)
- 作者: 岩瀬直樹,ちょんせいこ
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2011/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 57人 クリック: 516回
- この商品を含むブログ (43件) を見る
僕はこのオープンクエスチョンは、学級には欠かせないスキルだと思っています。7月までは毎日毎日朝のペアトークで実践しています。だからこそ友達同士の仲がグッと深まる。自分にオープンクエスチョンをかけることで書く力がついてくる。
この単元だって、オープンクエスチョンが使えないと、質問をどう深めていったらいいかわからない。だから、「質問→返答→次の質問」の深まらない残念なインタビューに。質問は用意するけど、相手の話をよく聞いて、深めて質問していく。。。
オープンクエスチョンは「技術」です。やはりその技術がなくては、子どもたちに相手を知るように深い対話を求めるのは酷です。技術は繰り返すことで身につく。繰り返していく下地がないと、この単元は成立しません。
と、同時に記録者はホワイトボードに記録する。しっかりと書く技術も見につけます。「発散→収束→活用」の技術を高めていく。大型を半分にしたホワイトボードに記録。それをコピーして、色鉛筆で次の時間にゆっくりと、大切なポイントを赤で、3年生に伝える文章を青で。
ホワイトボードを活用する単元が続きます。嬉しいことですな。
私の構成要素もインタビューも、クラスの仲をググッと深めていきます。