厳しい指導
運動会についてピリッとした雰囲気でやるために全体練習で、檄を飛ばす…よくある風景だと思う。
もちろんそれは必要。短期間の中で、学校全体がどのような姿にもっていくか…それを大切にしたい部分はわかる。
ただその量やバランスについては配慮しないといけないと思う
例えば、「誰が厳しくいくのか」。
体育主任のその指導が入れば、それに合わせて学校全体が厳しくするんじゃなくて、フォローに回る先生がいてもいい。
いつも同じ人が叱るんじゃなくて、必要に応じてその役割を可能な人が担っていく…。
僕はいつもそのバランスを考えているつもり。子ども達の顔がこわばりすぎないように配慮していく必要がある。
そうすると「物腰が柔らかい先生」と思われたり言われたりすることもある。
ただ目の前にいる子ども達は決してそんな風に思っていない(笑)。叱るところは叱っているからだ。
厳しい指導は必要ではあるが、しっかりやっている子にも、叱られているのと同じ効果を生んでしまう。
その強さ、ながさ、量、場所には配慮していかないといけない。
じゃないと、いくら必要だとしても、どんどん下を向く子が増えていく。
運動会が嫌になってしまう。
バランスなのだ。