先生の働き方Design研究所

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学校行事をもっと減らそう!先生の仕事は、その運営じゃない!

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おはようございます!

 

最近強く思うこと、それは…

 

 

「学校行事は必要ない!」

 

 

ということ。

 

頭につけるとしたら、「いくつかの行事を除いて」にはなると思うけれど…

 

 

 

ある子のジャーナル 

 

昨日のある男の子のジャーナルより。

 

僕は今日学校にいる時間がすごく短いように感じました。

それは面白いからです。

みんなでワイワイガヤガヤやってみたり、静かに勉強したり、やっと楽しく思えるようになったのに1年と少し過去の楽しい時間を過ごせないと考えるととても悲しいです。

 

でも少ない時間でも最後まで楽しい学校生活にしていきたいです。

 

 

 

「学校面白くない」と話していた男の子、ようやく変わってきてくれたなぁと嬉しくなる。

 

学習発表会が終わり、慌ただしい時期が過ぎ、昨日は久しぶりに落ち着いて学習をすることができた一日。

 

リーディングワークショップの一人読みの時間をゆっくりとれたり、社会では日本の工業の未来の導入で、みんなでチラシを切り貼りしながら、工業製品についてまとめていったっけ。

 

そういう、日常の学習こそ、子どもたちの力をじっくり伸ばしていくことにつながっていくんだ。

 

 

学校現場は行事が多すぎる

 

そもそも行事が多いんですよ。9月からの行事を数えてみると、もう5つ目。どこの学校もこの秋から冬にかけては、行事が多いのでは?

 

これってなんでしょうね?テレビドラマの影響?

 

「大きなことをすれば、子どもが大きく成長する!」

 

こんな先入観が先生たちの間にもあるんじゃないかなぁと思っています。

 

でも大きな行事は、大きな刺激になる。

 

確かにその刺激がないと学校運営できない学校があるのも知っている。だけど全部の学校がその必要があるかっていうとそうではない。

 

 

子どもの頃の自分がそうだったように、学校行事が苦手な子もいるのだ。特に学校になかなか足がむかない子にとっては、そういう落ち付かない日々で崩れていくことが多い。

 

先生の仕事って…

 

僕らの仕事ってなんなんだろう。

 

少なくとも言えるのは、行事に追われる毎日に子どもたちを追い立てることは、僕らの仕事ではないと言うことだ。

 

 

ぼくは、

 

「平凡な毎日に色をつける手伝いをする」

 

それが教師の仕事だと思っている。

 

 

何気ない日常に、楽しみをもたらすこと。学ぶ楽しさ、人とつながる楽しさ、ふざけあう楽しさ…いろいろな楽しさを体験して、小学校を卒業して欲しいと思う。

 

軍隊のように整列ができるのも、大きな声で返事ができるのも、結構どうだっていい。

 

誰かをあざ笑うような楽しさではなく、誰かと一緒に他の人を傷つけないことで笑える毎日。それを創り出していきたいなと思う。

 

必要な行事は運動会と入学式、卒業式ぐらいでいいんじゃないかな?

そう考えれば秋に運動会できるしね。

 

「市の大会」なんていらないよ。不必要。

 

さーてと、今日も一日の準備をしますか。