先生の働き方Design研究所

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【過去記事】Workflowyで2017年をスタート!



あけましておめでとうございます。2017年が始まりました。

目標はほとんどできたものの、形にするのに毎日考えながら練っているところです。完成形ではないので、今のままとりあえずの目標としてしまってもいい気はするのですが…。
 
さて、年末年始色々な本を読んでいます。
 
 
    • アウトライナーとしての本を2冊読みました。以前に読んだこともあったのですが、また改訂版を読み直すことで新たな発想を得ることができました。


アウトライナー」とは文章を階層段階、そのトピックを自由に入れ替えることもできるソフトのことです。有名なのが、macだと「tree」、そしてどちらでも使えるのが今回僕も使い始めた「workflowy」です。
 
トピックごとに文章を開いたり、畳んだりすることも可能。俯瞰的視野も得られるし、その作業にズーム機能で没頭することもできる…といった特徴があります。
最大の特徴は、トップダウンで書いていくことと、ボトムアップで書くことの行ききができること。著者のtakさんはこれを「シェイク」と呼んでいます。
 
僕はこのアウトライナーを使うことによって3つの利点があると考えています。
 
①1から作って整えて書く のではない!
 
僕にとって、文章は清書という発想が今まででした。最初に「アウトライナー実践入門」を読んだ時もそれは変わりませんでした。しかしそれが自分たちの発想を不完全なものに変えていました。今まで「清書」というイメージで書いてきたものはたくさんあり、例えば学級通信、ブログ、facebookの文章、書評など…でもこの「清書」という意識が書くことへの抵抗を生んでいました。一から作るというのがとても大変なのです。
workflowyはその思考をすっと外してくれます。たくさんの思考の断片から、作品を「切り取って」アウトプットするイメージで切り抜くことができのです。この言葉は著者の彩郎さんが本の中に書いていました。

②思考は直線的じゃない!

また、「振り返り→次の目標」という直線的な思考を、僕たち教師は子どもたちに暗黙のうちに押し付けている
気がしています。でも果たして、子どもたちの思考、そして僕らの思考ってそうなっているのでしょうか。いきなり次の目標がひらめいたり、振り返りに深くのめり込んだり…そんなことはないでしょうか。

思考は本来、こんなに直線的なものではないはずです。子どもだから簡単な流れになる…そんなはずがなく子どもだからこそ、もっと複雑な気もしています。
 
アウトライナーを使うと、振り返りしながら目標が作れている感じ。それも行き来できるんです。
 
Evernoteは本棚であり、作業机としての意味をなさない。
 
以前、パソコンのHDは本棚、机はメモリという先輩の説明を受けて、「なるほど!」と感じたのを覚えています。
Evernoteをプレミアムで使うほど使い込んできたのですが、ずっと違和感を感じていました。それは思考がぶつ切りになることです。evernoteは綺麗に並べて保存できる機能については何の文句もないのですが、いくつかを繋げようとすると、ブックをまたがなければならず、そこに不自由さを感じていました。
Evernoteについても実は「本棚」としての機能が優秀なんじゃないかと思うのです。本棚の機能としてはもう最高位。でも実際にアイディアを練り上げたり、取り出したりする「机」としての機能は別のものが必要なんだと。

それが手書きという人もいるでしょう。僕も手書きは大切だと思っています。だから手帳もこだわって使っています。今回の「workflowy」はその候補の一つになるんじゃないかなぁと思っています。

思考のボトムアップトップダウンを行き来しながら、書き連ねていく…せっかくの2017年のスタートにそういったものに出会えたので、僕はスタートさせていこうかと思います。


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