濱ちゃんから学んだオランダの「Joyful life」
昨日は第56回あるある会特別企画のこちらでした!!
講師の濱ちゃんに大阪から来ていただき、濃密な5時間半、たっぷりと学ぶことが出来ました。
映像やプレゼンを聞いて感じたことは、「オランダ人は幸せそうに見える」ということです。幸福を感じる国としても紹介されるオランダ。実際に幸福度も高いようです。
生活に染みこむイエナプラン
はまちゃんの話の中で出てきたホストファミリーとの会話?
「イエナプランって何なの?」
「うーん、(学校にいながら)家にいるようなものだ」
これって結構衝撃的で…
日本の学校だとそんな感じでは間違いなくない。
「家にいるような感じ」は教師がもっていていはいけない?とされているし、子どもがそれを持っていたら、確実に「何やっているんだ!!」となってしまう。
残念ながら日本中どこもかしこも、「家とは違う公共の場」として考えられているような気がする。
でも映像で見せてもらったオランダの学校は確かに、先生も子どもも家のよう。生活に染みこんでいる様子がよくわかる。
と、同時に人生を楽しむというスタイルは家でも学校でも変わらないことがよく挙げられる。
合理的な国民性
naokoさんと濱ちゃんとの会話の中で考えたこと。
オランダはどうやら無茶苦茶合理的な人種らしい。naokoさん曰く、「日本とは対局と言えるくらい 」らしい。
日本人は理屈じゃわかるけど、でも感情面も大切にする人種。あぁ絶対そうだよな。「理屈抜きに」なんて言葉が、いい意味で使われることも多い。
ICTが必要。今日見せてもらった学校は、すでに一人一台で全校分のタブレットが当たり前。そうなると学習の個別化がぐっと進む。 #イエナプラン
— ao-sen (@aosenn) December 23, 2017
でもオランダ人は合理的。だから学習の個別化も当たり前のように進んでいくし、ヘッドホンつけて学習してもOK。その子のスタイルが認められている感じ。
「だって、その子にそれがあってるんでしょ?じゃあそれが一番よ。」
なんて声が聞こえてきそう。
国としてより良くしていこうという改善性がある。
— ao-sen (@aosenn) December 23, 2017
合理的なオランダ人。対極にあるのが日本人。理屈は通っているけど、感情が追いついていかないのが日本人。
合理性による社会の変革への影響はどれくらいだろうか?
ポルダーモデル
これは経済性も含めた部分で使われる言葉だけど、「じわじわ変えていく、よくしていく」オランダの文化って根付いているって濱ちゃんは感じたそう。
歴史の積み重ねがあって、いまのオランダがある。
オランダ人は過去への反省を強く持っている。ユダヤ人への迫害を見過ごしていた。
— ao-sen (@aosenn) December 23, 2017
それは間違っているという一人がいないといけない=だから本物から学ぶ。
本物から学ばないと、誰かが言っていたことに流される、そういう子を育てたいんじゃない。
#イエナプラン
本物から学ぶことで、自分で判断する力が付く。
そうだよな。
イメージや誰かの知識の獲得じゃ、自分で頭を使う機会はぐんぐん減っていく。これが日本の教育の一番の問題点じゃないかな。
とみーもtweetしていたけど、後で濱ちゃんが見せてくれた日本の学習指導要領との比較では、「企画力」に関する指導要領の項目が抜け落ちていたよう。
日本の学習はあくまで先生が企画する。
これって、本物に触れるというよりか、「触れさせてもらう」ことが前提となっていないか…不安になった。
3つの側面から見えるJoyful life
「happiness」はすぐ終わってしまう感じ、もっと楽しい「joyful life」
— ao-sen (@aosenn) December 23, 2017
世界中の人が「長く続く幸せ」を祈る。僕自身がそういう人でありたい。#イエナプラン
クリスマスプレゼントは「happiness」である。すぐに飽きちゃう。一時的な幸せ。でも、長く続く幸せを願って、僕らは生きていきたい。
そういう視点に立つと、今自分が学校でやることのアイディアがむくむくと湧き上がってきました。
ワールドオリエンテーション
後半はヤンセンの自転車モデルに沿ったワールドオリエンテーションの体験。
オランダのビール?ハイネケンから、問いを広げ、プレゼンするところまで。
その際、表現方法は、はまちゃんが見せてくれたマルチプルインテリジェンスのスライドを観ながら選択しました。
日本の発表の選択肢って本当に「言語」に縛られている。日本語や日本人がもつ特殊性について、考えさせられました。
どのグループの発表も見応えがあり、工夫があり、楽しく学べる発表でした。ここに個人の強みが加わると面白いなぁ。
まとめ
いろいろ話を聞きましたが…
オランダに行ってみたい!!と強く思いました。その空気感って自分でしか味わえないものだと思います。
ただ、濱ちゃんのプレゼンは各所に工夫が観られ、その空気感が伝わってくる魅力がありました。濱ちゃん、本当にありがとう!
そして参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
僕のアクションプランは次の3つ
- 自分自身が幸せになる!
- 学びを楽しみ、本物にふれる
- マルチプルインテリジェンス・イエナプランについて学び続ける。
2冊の本を読むこと。