「どうしてそんなに子どもたちが書くんですか?」にお応えします!
おはようございます。
今日は、振り返りジャーナルの文量について。
振り返りジャーナルについてはこちら。
なぜ書けるんですか?
昨日、隣のクラスの先生に言われたのは、
「そんなにジャーナル書けないんですけど、どうしたらいいですか?」
ということ。
言われてみればうちのクラスの人、よく書くんだよね。ジャーナル。
今日は球技交流会の振り返りだったので、5,6分だったけど、ほとんどの子がページ一杯書いていた。
近年で一番書くかも。。。。
その理由を自分なりに探ってみました。
まずは質より量
求めていきたいのは質だけど、最初から質を求めていくときつくなる。そんなことを踏まえた上で、まずは量を増やしていきたい。
①質より量で序盤は少しずつ上げていく。
— ao-sen (@aosenn) November 29, 2017
「書かないことも情報」は気泡的にOKなんですけど、1ヶ月に1行ずつぐらいはチャレンジで行数を上げていくことをやっています。最初から書かなくてもOKだと、本当に1,2行の子が多くなってしまうので。
最初からなんでもOKにすると、本当にひどくなる(笑)1、2行の子続出!だからじわじわと一ヶ月に1行ぐらい増やしていきました。最近はそれについては何も言わなくなっているので、書くときは書くし、書かないときは書かない。それでOKにしています。たまーに、「今日は○行以上書いてみよう」とかは言いますが…
問いが重要
②問いが重要
— ao-sen (@aosenn) November 29, 2017
今年度はよくテーマを出していました。
テーマは、クラス会議で集めるなどして、子どもたちの意見も拾っています。そういうプロジェクトも発足していました。
一つの問いに対して書いたものは許可を得て、共有もしていました。
本当に良くテーマを出していました。
特に最初のほう。途中、振り返りジャーナルプロジェクトができて、サークルタイムで意見を集めてくれたっけ。
- 今週のプロジェクト進行状況
- 私のオススメの本
- 自分のめあて振り返り
- 音楽や家庭科、振り返り
- 今日面白かったこと
- 家でよくやること
- 友達のよいところ
- 自分のなおしたいこと
- ドラえもんの道具で欲しいもの
- 掃除の振り返り
- 放課後よくすること
- 今日のスター
- 上手くできたこと
- 今、欲しいもの
- 委員会、進み具合
- 隣の人の様子をそっと観察
- 自分の良いところ、なおすところ
- 自由な一日だったら、何したい?
- 自分がつくる理想的な時間割
- 特技やすきなこと
- やりたいこと
このあたりも活用してみよう!
体験学習サイクルでパッケージ化
③体験学習サイクルにのっとってパッケージ化
— ao-sen (@aosenn) November 29, 2017
たとえば
・目に見えた、耳で聞こえた事実は?具体的に書いてみよう
・そこから考えたことは?
・もし次に生かせるとしたら?
そんな感じで一連をパッケージにして出しています。
そんな流れで、聞いていくことで、振り返りのサイクルを徐々に染みこませていきます。そうすると、安心して書く子が増えるし、文量も自然と上がっていきます。
教科との連携
④教科との連携
— ao-sen (@aosenn) November 29, 2017
昔は帰りの会に必ず書かせていたけど、今は教科とのつながりの中で書かせることも多い。
そうやっていくうちに自然といろいろなテーマで書けているのはとってもいいこと。
たまに貴重な情報提供もあるので、そういうときは問いを無視してOKって伝えてある。
テーマを出すときに学習中に出すことも今年度は多くなりました。
学習後の振り返り、次にやりたいことは?今日学んだたった一つの大切なことは?
などなど、教科に合わせて振り返りをしているところです。
振り返りの文量についてどうだったでしょうか?
もう今の時期は量より質。文量が上がっていくのは最初の方はすごく意識しますが、後半は様々な教科や行事との関連の中でぐんぐん上がっていきます。