夏の読書8冊目「0秒リーダーシップ」個人で取れるリーダーシップって?
最近リーダーシップについて読んでみようと。同僚との関係性、そしてクラスでの先生としてのリーダーシップ、僕らは両方が必要になります。
まずはこの一冊から。
作者は今年に入ってから読んだ本のこの人でした。
世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法
- 作者: ピョートル・フェリークス・グジバチ
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/01/28
- メディア: Kindle版
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いつもの通りこの本から学んだ3つのことです。
- リーダーシップとは何か
- ストーリーを創るということ
- 相手に向き合うこと
1 リーダーシップとは何か
それでもあえて率先してやってみる。それによって、人を動かし、チームを動かし、成果を生み出し、目標を達成する。そうです、リーダーシップとは、リスクを取って新しく何かを始めることを意味します。#0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
つまり、リーダーシップとは、従来の自分の枠を超えて、新たな一歩を踏み出すことです。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
リーダーシップとは何でしょうか。リーダーに求められる能力? 資質? 必要なスキルセット? 半分は合っていますが、半分は間違っています。 リーダーシップはトレーニングによって鍛えることができる能力であり心構えです。#0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
ビョートルさんは、
リーダーシップとは…
リスクをとって新しく何かを始めることであり、それは役割としてのリーダーに求められるものではなく、個人として発揮できることだ
と話しています。
非常に共感できる部分です。誰かの元で誰かについていけばいい…そんな時代は終わったと思っています。まだそれができると信じていたら、本当に甘い!
先生だって個人で責任を持ち、個人で決断する…そんな中でお互いに一歩踏み込みコミュニケーションを築いていく。年上がどうだとか若手がどうだとかじゃなくて、お互いがどう相手と関わっていくか、両者が個人で取り組める試み、それがリーダーシップだと思っています。片側通行だけじゃ足りない、両者がお互いに取り組まないといけないことなんです。
そのために必要なこと、今の僕にとって必要なのが、ストーリーを創ることです。
2 ストーリーを創ること
もう1つ、情報収集・分析に関することで忘れてはいけないのは、集めた情報を分析した結果を受けて、自分なりの仮説を立てなければ、アウトプットしたことにならないということです。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
そのグラフからどんなことがわかり、その結果、何をどうすべきなのか(仮説)。それをするための条件は何で、リソースが足りないから上司に予算と人手の確保をお願いしにきた(結論)。 そうやって、得られた数字を自分なりのストーリーに落とし込み、課題と解決策をセットで提案する。#
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月8日
そこまでしてはじめて、それはあなたの意見になります。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月8日
これは何かを調べるときに言えること、仮説から結論までストーリーを描くということ。
これが自分にできていない場合が多い。
ストーリーテリングには、もう1つ別の効果もあります。相手に何か改善してほしい点があるときに、そのことを直接指摘するよりも、似たようなストーリーで説明したほうが、相手の気づきを引き出すことができるということです。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
また話すときには直接相手のことを指摘せず、物語上の誰かにそのメッセージを言わせる「ストーリーを創って話す」ストーリーテリングの手法があります。僕も絵本やロールプレイを使うことも多いです。
ただし4月から直接伝えるコミュニケーションが多すぎた気がします。このストーリーを創るという点は大切にしていきたいところですね。
3 相手に向き合うこと
子どもも動物も、こちらがきちんと注目すれば、ポジティブなレスポンスを返してくれます。たいていの大人は子どもと真剣に向き合わないから、子どもの側も無視するのです。僕は子どものことも動物のことも意識しているから、すぐに仲良くなることができます。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
そのためには「now here」ですよね、その感度を上げて行くことだと思います。ビョートルさんはマインドフルネスについても触れています。
マインドフルネスを習慣にすると、直感力が磨かれるので、意思決定のスピードが一気に上がります。限られた時間の中で、的確に判断を下せるようになるので、大きな仕事もスピード感を持って進めていくことができます。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
さらに日本には、温泉もあるし、湯船に浸かる習慣があって心身はリラックスできるし、和食はバランスがよくておいしいし、マインドフルになれる暮らしが生活のすみずみにまで行き渡っている素晴らしい文化だと思います。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
もしもリラックスしていたら、まわりの人も気が楽になるし、仕事に集中していたら、周囲の人の集中力も高まるのです。 だからこそ、リーダーには、精神的に安定していることが求められます。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
精神的な安定を目指していくこと。リーダーの安定はクラスの安定につながります。今、ここに集中できて流されないこと。相手に関心を持つこと。この本とつながるなぁ。
- 作者: キャシータバナー,カーステンスィギンズ,Kathy Taberner,Kirsten Siggins,吉田新一郎
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 2017/02/08
- メディア: 単行本
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マインドフルネスについては、僕もようやくこの効果がわかってきたとこ。続けていきたいですね。
大事なのは、いったん決めたことを守り通すことではなく、時と場合によって、その都度、最適な結論を考え抜くことです。前回はこう言ったけれど間違っていたのなら「ごめんなさい、間違っていました」と素直に謝罪できることのほうが、首尾一貫していることよりはるかに重要です。#0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
大事なのは、柔軟性です。状況は刻々と変わるし、自分の感情も、まわりの人たちの感情もどんどん変わります。いまこの瞬間に注目して、その時点でのベストを探る。それこそ、正しいリーダーシップのあり方です。 #0秒リーダーシップ
— ao-sen (@aosenn) 2017年8月7日
僕自身も柔軟なリーダーになりたい!その時点のベストを探る。そんな同僚、そして先生でありたいと思いました!
アクションプラン
- その場で発揮できるリーダーシップを取ること、柔軟に変えていくこと
- ストーリーを創ること、仮説やストーリーテーリングを実践する
- now here を大切にして、好奇心を持って今に集中すること
以上です!
夏はこんな本を読みました。