先生の働き方Design研究所

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忙しいこの時期だからこそ、学年でプログラムデザイン!

 学年研でプログラムデザインをやりました!所要時間は60分弱。

 

 

 プログラムデザインについてはこちら。

 

aosenn.hatenablog.com

 

 忙しいこの時期だからこそ、学年研を使ってプログラムデザインをしました。ぼくが学んだ時はまる二日間だったのですが、今回は昨年からやっている「ショートバージョン」。不本意ではあるのですが、必要十分を考えて…です。

 

 まずは「主観的に見えているものの整理」から。

 子どものこと、学級・学年・学校のシステムのことに付箋の色を分けて、強み(よさ)と課題にペンの色を分けて、たくさん書き上げていきます。まずは個人作業。

 10分以上書いた後、次に、書いたのを紹介しながら黒板に貼っていきます。そうやって似たものをまとめながら、 お互いに見えていることをすり合わせたり、違いに気づいたりさせながらまとめていきます。

 

 

 その後、そこから考える学年経営の育てたい子ども像を作っていきます。これは「ロジックツリー」のような形でまとめていきます。

 ツリーの最上部からでも、最下部からでも構いません。先ほど書いた付箋をよく見て、「じゃあどういう子に育って欲しいか」を考え、言葉を紡ぎ出していきます。ここが30分くらいかなぁ。今年はこんな言葉が出てきましたよ。

 

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 書かれている内容がどうこうというより、3人で納得して作っていった子ども像ということが、重要なんです。一番最上部はこれからゆっくりとまとめていきます。

 

 これを使いながら、次の行事ではどの部分をめあてにしようか。いつもこの3つに戻ってこれるようにします。そうすることで、手立てを絞り、判断を早くできるのだとぼくは思います。

 

 正直子どもにとっていいことなんてたくさんある。その中でじゃあ何を選択するのか、そこが重要になりますよね。

 

 

 それができるのがこのプログラムデザインの良さです。

 

 忙しい時期にこれをやることに大きな価値があります。終わった後の3人の表情はとてもスッキリ。すり合わせができているので、納得して細かな手立てに進んでいけそうです。

 

 さて、これと同じように学級のデザインをもうちょい時間をかけて来週行います。時間があればぜひ!

 

 

yokohamashares.hatenablog.com