エピソード記述で、インプロ×リフレクションワークショップの振り返りを書いてみた。
おはようございます。今日から新しい年度に突入。新しい先生たちとの出会いがとってもとっても楽しみです。
さて、先日の「先生のためのインプロ×リフレクションワークショップ」では、多くの方との出会いやつながりが生まれ、もうサイコーでした!こういう企画は、準備に時間を掛けた分だけ実りがありますね。
ぼくは上條先生に教えていただいた「エピソード記述」で、ワークショップでの体験を振り返ってみました。まだうまく書けていないところはご容赦ください。
No.1エピソード
やっぱりぼくにとっては、「なにしているの?」のインプロだろうか。衝撃的でした。ぼくはもともと体を使って何かをするのは得意だけど、即興的なのは苦手、だからこそ、上條先生の話が来た時「苦手だから、やってみよう」と思ったくらいです。
「何しているの?」は前の人がいった「〜しているの」のオファーを受け取り、必ずそのオファーの通りのジェスチャーをします。ぼくのグループは、みじん子と、もう一人が思い出せない!!〇〇でいこう。〇〇が言ってくれたオファーを受け取り、ジェスチャーをして、ぼくのオファーをみじん子が行う感じでした。
まず楽しかったのが、ぼくの結構なオファーにみじん子が応えてくれたこと。「日本代表として戦っているの。」では、「ぼくは何かのスポーツに例えるかな」と想像していたが、「私は日本代表!」と言いながら、相撲のようなポーズをやっていて、それを近くで見ていたガメラが爆笑していたっけ。
そんなことをやっているうちにぼくも〇〇のオファーを楽しめるようになってきて…「吹き矢で打っているの」では、思いっきり吹き矢を飛ばしまくり(笑)
すごく楽しかった。自分の中で新鮮味に溢れて、こうやって楽しめる自分がいるんだということにびっくり。
苦手なものは苦手、でも頭でそう感じていても、体は動いて、とってもとっても楽しかった。その確かな衝撃を感じていました。
後からやった、「ワンワード」の方が、ぼくにとっては楽しさは半分ぐらいでした。
その背景
初めて組んだメンバー3人。また女性ということで慣れない部分もあった。
ここは新しい学びの場、だけど、」すうさんの柔らかいイントラクションによって、なんか動きやすい雰囲気ができていた。かつ午前から一緒に過ごしているメンバー、午後になってだいぶお互いを知り合い、いろいろな活動がやりやすくなったのかもしれない。
PA(プロジェクトアドベンチャー)でも同じように体を動かして即興的に何かをするというアクティビティがあるのだが、あまり好きではなかった。身体中から冷や汗が出てしまったり、客観的に自分を見ると焦ってしまうところがある。
特に自分は視覚優位の人間。どう見られているかにはこだわっちゃう部分がある。相手の良いイメージが目に映像として残り、自分自身のイメージとのギャップに苦しむ…ということが多かった。
論理的な解析によって振り返る
さて、自分はなぜこの価値を選んだか。それは「つながり」を「楽しく創る」ことに自分は価値を見出しているように思えた。
ぼくの中で「つながり」をデザインすることは何よりも大切なこと。今日のような学びの場がここに創れたことも嬉しいし、普段からお互いとの「つながり」を生み出すことに喜びを感じていた。
今回のアクティビティでは、どんどんオファーをつなげていく。自分のオファーを受け取ってもらい、さらに自分も相手のオファーを受け取り次につなげていく。まさに「つながり」づくりになる。その「つながり」づくりを楽しくやること…これに自分は大きな価値を見出している。
思えばPAに惹かれたのも楽しいから。学級の中にPAを入れているのも、自分が楽しいから。楽しいことが好きで好きでここまで進んできた。
楽しみながらつながりをデザインする…今の段階ではこの言葉になる。
日常の仕事でも、「人と人とのつながりを楽しく創ること」を大切にしたい。今年はインプロにもチャレンジて、初期のクラスの状態をアセスメントしながら、創っていく。また授業中もやっぱりみんなが座って前を向いている授業よりも、友達同士が有機的につながり、学びを生み出している授業がいい。そのために、ワークショップ型授業にも力を入れていこう。
また仕事だけでもなく、自分の友達とのつながり、ご近所や地域とのつながり、同僚とのつながりの中にも、楽しく「つながり」を創り続けることに力を入れていきたい。去年は同僚ともいろんなことをやれた。その場を楽しかったし、そこに参画できた自分にもきっと価値とあっていたから満足できていたんだと思う。
何より結構体動くじゃん。「心より先に動くと面白い!」十分楽しいことができる自分に少し自信が持てたことが大きい。頭でっかちにならないように、体で楽しさを感じながら進んでいこうと思う。
書いてみて
さてやってみたけど、背景の書き方が難しいかな。もう一回コルトハーヘンさんの本を読んでみよう。自分の価値に沿って振り返る。今回、「心より先に動くと面白い。」っていう新たな価値?がでてきたのも面白かった。
ぼくはこの書き方で、今年一年、振り返りを進めていこうと思う。
今読んでいます。
- 作者: キャリー・ロブマン,マシュー・ルンドクゥイスト,ジャパン・オールスターズ
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2016/05/26
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この本、わかりやすい!論理的部分もしっかり書かれていてお勧めします。