先生の働き方Design研究所

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【書評】好奇心のパワー 前半部分

 僕の課題にぴったりな本。

 

好奇心のパワー: コミュニケーションが変わる

好奇心のパワー: コミュニケーションが変わる

 

 

 

 読んでいて過去最高ぐらい線を引っ張っています。

 ようやくwork flowyにまとめ上げました。

 

  • 好奇心が持てないと一方的に伝え、評価をくだし、批判し、責め、そして辱めてしまうだけなのです。

 

 僕がイライラしちゃうことがあるのは、子どもたちへの好奇心を失ってしまっているからだろうか。3月になってその傾向が出てきてしまっていて、うーん、好奇心を保つための新たな視点を得ることができました。

 

  • 伝える・教える→問いかける へ
    • 好奇心はリーダーたちが単に出席者に何をすべきかを伝えるだけではなく、互いをよりよく理解しようとする同レベルの出席者になることを可能にしてくれる。
    • 結局これができていないのではないか。本質的な「問いかける」の意味をまだわかっていない。僕はまだその段階。問いかけていくことで、真実にたどり着けるし、子ども側から見ることができる。
  • 評価を下す→認めるへ
    • 多くの人々にとって評価することは、自分が他人より優れていることを確認する対処メカニズムになっている。
    • 人に評価を下してしまうと、その時点で相手を理解するということを遮断してしまいます。相手の選択も受け入れられなくなります。それを打破するのは好奇心だ。
  • 責める→責めないへの転換
    • 人々は起こってしまったことへの責任を誰かに負わせる必要があると仮定して、慎重に考えることなく結論に飛びつくという傾向があります。
    • 人は間違いを学ぶチャンスがある。せっかくの学びの機会も「責める」という概念が加わると、失われてしまう。
  • 排除する→含めるへの転換
    • 一人の同僚が「子どもたちは全て小さな人間である」という考え方を教えてくれた。
    • 子どもたちの考えに耳を傾けること。そして必要はことや欲していることを理解することも含めて、敬意を持って接する必要があるということ。

 

 たくさんの失敗をするのが子どもの仕事。評価を下すのが教員の仕事ではない。忘れちゃいけないことがたくさんある。

 

 好奇心を持ち続ける3つの大切なこと。

 

1 「今、ここ」に集中する。

  • 今ここに自分がいなければ好奇心を持つことはできません。
  • 自分の子供達について大好きなことの一つは、彼らは常に「今、ここ」をいきていて、一貫して好奇心を持っているということです。
  • なのに、私のしていることはなんでしょう!彼らを「今、ここ」から引き剥がして、常に子供達を次にすることへと追い立てているのです。

 

 僕じゃないか!僕が毎日やっていることだ。タイマーを測ったりして、次にやることに追い立てている。もっと彼らをフロー(没頭)状態にする時間を多くしよう。時間を意識させないことに重きを置いていきたいなぁ。考えられる部分では、「作家・読書家の時間」だ。1時間没頭する学習を作り出してく。没頭状態の時間をたくさん生み出すために、他にできるパラダイム転換はなんだろうか。

 考え続けないといけない。

 

  • 好奇心を持ち、振り返り、あるいは発見する時間も空間も私は提供していないのです。
  • たくさんのことに関心を持ち、誰かと話し合いをしようとするのは、完全に聴くことへの妨げとなるのです。
  • 「今ここ」に存在することは、日々の一瞬一瞬においてできる選択です。これこそが私たちができる最も重要な選択だと主張する人たちもいるぐらいです。
  • 「今ここ」に存在するということは、頭の中で起こっているくだらないおしゃべりを止める必要があることを意味します。過去に何が起こったのか、未来に何が起こり得るかということから、自らを自由にさせなければいけない、
  • 「今、ここ」に存在する状態は、私たちそれぞれの意識の中にある、落ち着ける場所を見出してくれます。自分自身が安らげたり、この瞬間に起こっていることに集中できたりすることを意味します。それは好奇心を持って話している相手が言っていることを、意図的に聴くことができる唯一の方法となります。

 

 

 

プロフェッショナル・ファシリテーター---どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀

プロフェッショナル・ファシリテーター---どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀

 

 

 上記の本にも書いてあった言葉「now,here」。そうかomnifocusのタスク管理も含めて、僕は今ここに集中するために、たくさんのことがあるんだ。ヨガや瞑想もここにつながっていく。

 nowは時間的に、hereは場所的に、目の前のことに集中するということだ。これができれば、子供との関係性を築きやすくなるんじゃないか。

 そこには職員との関係もある。now,hereあえて、空気を読めずに没頭する人の存在って大切だし、組織の中でも大切なんじゃないかなぁ。

 

  • 「今、ここ」のためのスキル「ABSORB」

 

 ここは本を読んでくださいね。僕はこの6つの考えに触れられたことがこの本の大ヒットですね。

 

 

2 聴き方を選択する

3 好奇心にあふれたオープンな質問をする。

 

  •  聞き方の「5つの選択肢」や「5つの質問」の種類

 

 これらについてもヒットです。僕がこの後どうしたらいいか、何をしていくべきか明確になってきました。

 

 「責めないアプローチ」を使うと、ミスは大抵一人や一つのことではなく、色々な要因が重なっていることがわかる。

 その通りだよなぁ。そのために好奇心にあふれたオープンな質問を使いながら、相手に寄り添っていきたい。
 僕の場合、根底にある変えなくちゃいけないことは、対して知らなくても「自分にはわかっていることがある」「自分は把握できる」という勘違いすること。もっと多角的に見る必要がある。

 

 本は後半部分へと進みます。