先生の働き方Design研究所

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【過去記事】クラス目標をデザインの力で

今年の学級目標は、イメージ(イラスト)からスタート。
 
最初の20分
PAJのしるらないカードを使って「3月にクラスはどうなっていたいか?」をソロで考えました。自分のイメージにあう物を1枚選んで、その姿をジャーナルに書きました。言葉が先にあってそれに合うカードを選ぶ子、自分が取ったカードから発想してイメージを膨らませて言葉にする子、どちらもいましたね。どうしても言葉にできなかったり、1枚じゃ選べなかったりそんな子もOK.イラストからの発想のふくらみに驚かされました。
 
次の30分
毎日のペアと選んだカードについて、自分の言葉で話し、聴き合う時間を取りました。そのあと、いろいろな人と話して、似たような意味を持つ人と合体する形に。ペアができたらもう一度繰り返し、4人や5人、3人で1枚のカードに。
数人で1枚のカードにするっていうのは子どもたちから出てきたし、「悩んだらもっとふさわしいカードがあるかもしれないから、探してみよう。」ってしたら、またいいカードを選んでるグループもいました。
 
次の30分(今日)
9枚のカードが出そろいました。
僕は仲間のまひととはなしていて、「イラストだけの学級目標」も楽しいね!って話していたんだけど、子どもたちに提案してみたらあえなく却下(笑)
言葉も必要だということで、似たカードを一緒にしながら黒板前でみんなでわいわい話しあいました。目標と手段の違いも確認しながら丁寧に話し合いました。
 
10分後なんとなく3つに分かれました。
「言葉はわかりやすくシンプルにしたい!」っていうことで、
「チャレンジ」「協力」「(ものも仲間も出会う人も)大切」の3つになりました。
 
そんでもってそれに合う「イラスト」も選び中です。イラストのいいところは、言葉の選択で脱落しちゃった「一歩踏み出す」とか「仲良し」とかを絵の中にこめることができること。今はそういうものも含めたカードを子どもたちが一生懸命考えているとこ。いくつか自作のしるらないカードができあがってきます。
 
イラストとシンプルな言葉、クラスの学校目標は素敵なものになりそうです。ワクワク( ´ ▽ ` )