先生の働き方Design研究所

新しいブログはこちら! https://ao-labo.com/

僕が幼少期の学びに大切だと思うこと

f:id:aosen:20171206042148p:plain

 

おはようございます。

 

今日は幼少期の学び方についてです。僕が考えていることは…

 

娘のお風呂での楽しい暗記から考えました!

 

 

 

娘、とうとうヨーロッパ45カ国の国旗を覚える!

 

昨日のお風呂では次女がうとうと入る中、長女が喜び爆発。10日目にしてヨーロッパ45カ国の国旗を完璧に全て覚えました。

 

 

aosenn.hatenablog.com

 

ここで書いたときは実は45カ国一気に言えたわけではなかったので、まさしく昨日が完全制覇。めちゃくちゃ喜んでいました。

 

運動会の旗作りからはまった国旗。

最初はまぁ、あと2年ぐらいかけて、言えるようになったら面白いな…ぐらいでした。

でも娘がはまるはまる。そして難しい国旗もすらすら暗記する姿に驚かされました。5歳の頭の柔軟性、びっくりです。

 

 

え? 国旗を覚えてなんの意味があるのって?

 

 

なんも意味はありません(笑)

 

 

でも、この時期は「何を覚えた」よりも「できた」という実感を伴った体験をすることが学びにとって重要な気がします。

 

 

「できた」自分に手応えをつかむこと。それが後々の学びに大きな意味をもつんじゃないかと思っています。

低学年の児童は「あんなことできる!」「こんなことやれる」を日々口にしています。多くの子に認めてもらいたがっています。

自分の中に「こうしたらできる」っていう手応えとそういう経験を増やしてくことが、高学年でも学びの柔軟性につながるんです。

 

そんな娘の覚え方

 

これが非常に興味深い。

 

 

①はぶつぶつぶつぶつ繰り返すこと。そして1回言えても、嬉しいらしくどんどん自分から繰り返しちゃう。その意欲、脱帽です。

②は「パパ、順番に言おう!」と誘いを受けます。順番に言うと確かに頭の使い方が違います。言うだけではなく聞くも入り、覚えるのにもいいかも。

③です。娘が覚えにくかった国に「モルドバ」「モンテネグロ」がありました。なんか、アクセントを変えたり、踊り付きで覚えることで、乗り切っていました。

④については覚えた国を、ママとしりとりしていました。こういう工夫も素敵!

 

 

ただひたすら同じ感じ書いている子に、こういう感覚があったことを思い出して欲しいなぁ。

 

低学年指導の経験から

 

僕は1年生を2回担任しています。そしてまだ2年生は1度もやらせてもらっていません。その少ない2回の1年生担任の経験から学んだことは…

 

1年生は「繰り返すのが大好き」ということ。

 

何回も(この何回もというのは、僕らの想像を遙かに超えた回数)繰り返す中で楽しく、そしてできる自分に手応えを覚えます。

 

 

だから授業の中で、「自分で繰り返し練習する時間」「友達と5回やってみよう!」なんてのもたくさん入れていました。こうすると子どもたちって格段と笑顔になります。なんでしょうね、ただの繰り返しなのに、むちゃくちゃ笑っちゃう感じ。

こういう体験を低学年のうちにたくさん積み重ねておくこと…それが学びへの手応えになって中学年以降にあらわれてきます。

 

まとめ 繰り返して学びに手応えをつかむ

 

4歳から8歳ぐらいまでの学びは、「繰り返して自分の学びに手応えをつかむ」こと。ぜひ低学年担任の先生には、いつも以上に繰り返して学ばせてあげてください。子どもたちのいい表情が見えると思いますよ!

 

それでは良い一日を!