読書ノート「1440時間の使い方」ケビン・クルーズ著
読書ノート「1440時間の使い方」ケビン・クルーズ著
タスク管理よりも大切なもの
財布を外に置きっ放しにすることなど、絶対にない。キャッシュカードとパスワードをみだりに他人に渡すことなどありえない。 それなのに、私たちは概して、時間には無頓着である。時間は一番の貴重品だというのに、日常的に他人に盗まれるがままになっている。#1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
大成功した人々はToDoリストによる優先順位の管理などしない。複雑なメソッドに従うこともなければ、ロジック・ツリーを見ながら意思決定することもない。実は、時間のことは大して気にかけておらず、その代わり、価値や優先順位、継続的な習慣を重視しているのだ。#1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
ミズーリ大学セントルイス校のテレーズ・メイカン教授は、時間管理、生産性、ストレスに関する画期的な調査を行い、それらを特に大きく左右するのは優先順位と仕組み(時間管理に関するテクニックや戦術の実行方法など)の2つであることを発見した。 #1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
簡単に言えば、最も重要なのは、何に専念すべきか、そしてどうやってそれをやり遂げるかが明らかになっていることだ。私の言葉で言い換えると、最も重要なタスクすなわち「MIT(Most Important Task)」を常に把握していることである。 #1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
価値や優先順位、習慣か…。僕はタスク管理に没頭しすぎていたかもしれない。
「その仕事は本当に僕に必要か」
「僕にとって、本当にやりたいことは?」
①「私や会社にとって、この仕事はどれだけ価値があるか? この仕事を完全にやめたらどんなことが起きるだろうか?」と自問する。 ②「この仕事は私にしかできない仕事か? 社内外で他にやれる人がいないか?」と自問する。#1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
③「もっと手っ取り早いプロセスで同じ成果を上げられないか? もし半分の時間しかなかったら、どうやってこの仕事を終わらせるだろうか?」と自問する。 断念・委託・再設計の対象とすべき価値の低い仕事を見極める #1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
その問いこそが、限られた自分の時間を有効に使う術になるのではないか。
朝の時間は、自分の何に使うべきか、もう一度練り直していこう。
TODOリスト→スケジュール管理へ
ToDoリストはむしろ、「消えることのないウィッシュリスト」と呼ぶべきだろう。クリアしたいタスクを書き連ねただけで、いつになったら全部終わるのか、という具体的な計画がない。ここ数日、あなたのToDoリストには、一体何件のタスクが居座っているだろうか。 #1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
ToDoリストの第一の問題は、数分しかかからない項目と、1時間以上かかる項目が混在している点にある。そのため、ふとToDoリストを取り出し、「さて、次はどれを片づけるべきだろう」と考えると、たいていすぐ片づく項目、簡単な項目を選ぶことになる。 #1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
大成功を収めた人々は、ToDoリストは作らないものの、スケジュールは厳格に管理している。私は本書を書くために様々な取材や調査を行ったが、そこから特に一貫して感じたのは、本当にやり遂げたいことがあるなら、きちんと予定を立てなくてはならないということだ。 #1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
タスクはToDoリストではなくスケジュール表に入れる。なんと、たったこれだけのことで心が解き放たれ、ストレスが減り、認知能力が高まる。#1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
スケジュール管理こそが認知能力を高め、ストレスが減る方法になり得る。
これの導入を検討したい。
ToDoリストではなくスケジュール表を使ってタイムブロックする技が身につくと、週間スケジュールを見れば、まさに人生の優先順位が見えるようになる。#1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
私の一日が終わるのは、疲れて帰り出すときであり、仕事が片づいたときではない。私の仕事が片づくことなど、決してないからだ。主婦と同様、経営者の仕事には終わりがない。#1440分の使い方 これは僕らの職でももっと認識されるべき考え方。
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
僕のタスクリストがからになるのは3月31日です。それはきちんと頭に置いておく。
一度しかさわらないというルールの徹底
大成功した人々は、ほぼ何に対しても、その場ですぐ対処する。それが効率的だと知っていて、可能なかぎり最短の時間と最小の気力で物事を処理したいと思っているのだ。要するに、「一度しか触らない」という考え方を実践しているのである。
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
#1440分の使い方
「終わらせるべきタスクが小さなもの(5分以内で終わるもの)であれば、後回しにせず必ずその場で終わらせると決めている。そうすれば、一日の最後に、やり残したタスクがずらずらと挙がることはない」
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
#1440分の使い方
僕にとってもこれが重要なのは、以前に書いた。
一度しか触らないルールを実践していく。
朝の習慣の重要性
もちろん、成功した人々が全員まったく同じ習慣に従っているわけではない。しかし、ほぼ全員に共通するテーマを見つけるのは、驚くほど簡単だ。 ・成功者のほとんどは早起きである(午前6時以前に起きる)。 ・水をたくさん飲んで体を潤わせる。 #1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
・健康的な朝食を取る。ただし、健康的の定義は人それぞれ(フルーツとオートミール、グリーンスムージー、プロテイン、低GI食品など)。 ・運動をする。 ・瞑想や読書をしたり、日記をつけたりする人が多い。#1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
このほとんどに当てはまる人なら身をもって実感しているだろうが、体のエネルギーと心のエネルギーは別物だ。そして、心のエネルギーは生産性に直接影響する。#1440分の使い方
— ao-sen (@aosenn) October 29, 2017
心のエネルギーは生産性に直結する。
僕らはもっともっとここに集中しなければならない。
アクションプラン
- 重要なことは何か、まだまだ掘り下げていこう
- スケジュール管理への移行
- 一度しか触らない
今の仕事に誠意を持って、でも時間を有効に使っていくこと。もっともっと極めていきたいと思う。
kindle版、金額以上の価値がありますよ!ぜひ。
それではよい一日を!