協働的な授業リフレクションを授業研で…
同僚の授業を見て学んだことがいくつかありました。
昨日の重点研授業研、たくさんの学びがありました!
理科の授業研があって、授業を見させていただきました。最近は協働的な授業リフレクションを自分の中にはテーマにしていて、そういう目線で授業を見させてもらっています。
昨日の一番のびびっとポイントについて考えていきます。
ポイント
理科室の前に集まるときに、椅子を持って集まるように指示を出したところ。
エピソードの背景
理科室は縦に長い。ということは空間が長いということ。最近のぼくの授業での大切にしたい一番のことは、場とグループサイズが「流動的」であること。何よりも大切にしていることです。
授業をされた先生は、2年前に5年生野担任で組んだ先生。柔らかい物腰で、見習うところがたくさんあった。
最初、ノートを取らせながら授業をしているけど、8班までの声の遠さが気になった。やっぱり場って大切だな。でも書きながら前に集まるのは不安定だし…。場をこれからどうするつもりなのかな?と思っていた。
エピソード
朝顔のつぼみを開いての観察の後、前に集まるように指示をした。そして「椅子を持ってくること」と話した。
「理科室で椅子を持ってくるんだ。」とびっくりしたけど、子どもたちは慣れている様子で、すっと集まった。
するとどうだろう。子どもたちが前に集まっても、集中して聞いているのだ。いつものたって集まる様子とも違う、集中した顔がそこにあった。
何気ない指示だけど、場における道具の必要性を感じた。
考察
先生によると、「前に集まる回数を意識している」とのこと。ぼくも一つの学習の中で、前に集まるのは2回までだと思っている。
場を変えることは学びの視点をどこに置くかという意味ですごく大切。理科室はそれが特に難しいのだけれど、新たな視点をもらえた。
教室でも椅子をもって集まることを試してみよう。面白いことが起きそうだ。
ぼくはそれほど、場のことを意識しているんだなぁ、と実感。関心事の現在地も得ることができた。
もうちょっと深く考えてみたいところなのだけど、もう眠いので、続きはまた明日!!