先生の働き方Design研究所

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表現運動って「インプロなんだ!」と感じた瞬間

 初任研の授業研を見させていただいているうちに感じたこと、それは「表現運動ってインプロなんだ!」ということです。

 

 

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そう感じた背景

 表現運動に関することは、体育が専門でありながら、今まであまり熱心に取り組んできたわけではなかった。いつもしりすぼみになってしまうイメージ。そんな中、表現を専門とする初任の女性の授業研があった。とても熱心に仕事に取り組む先生で、この日の授業もそんな彼女の良さが出ていた。
 

実際に感じた瞬間のエピソード

 彼女の授業の中で、「何やるの?」とみんなで聞き、これから表現する児童が「〇〇をやるよ」と答えるシーンがあった。彼女は授業の中のあらゆる場面で、この表現する側と見る側のやり取りを大切にしていた。そこでビビッときた。「このやり取りはどこかでやったことがあるぞ」と。上條先生とスーさんをお招きした3月の講座でのこと、インプロのワークショップで行った「何してるの?」のアクティビティとおんなじだと感じたのだ。
 
 そうだよな。即興性もある表現は正しくインプロなんだと。「必ず受け止めて次へ」というのもインプロに近い形になっている。表現の学習の中に、たくさんのインプロを入れることができるな!と嬉しくなった。

 

どうしてそう感じたかの考察

 学習のつながりの可能性にビビッときたのだろうか、インプロを取り入れていれば子どもたちにとってもさらに学びが広がっていく場になるのだろう。「自分を表現することができる」=「自分を出すことができる」わけで、そういう場面が僕はとても好きだということ。だとしたら、インプロをPAとともにクラスの中に定期的に取り入れていくこと…やってみたいと感じることができた。
 

 

インプロをすべての教室へ 学びを革新する即興ゲーム・ガイド

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 色々な制約もあり、PAもなかなかやることができない。そんな中ででも取り組んでいくことができるように工夫をしていきたいなぁ。夏の宿題だ!