先生の働き方Design研究所

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教員の働き方、見直していく必要がある。

 教員の働き方について、今見直されようとしている。

 

 

 

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■教員の働き方改革の主な論点

・どこまでが教員の担う仕事なのか。事務職員などと、どう役割分担すべきか

・部活動などで学校と家庭、地域の役割分担はどうあるべきか

・勤務時間をどう管理し、管理職の意識改革をどのように進めるべきか

・基本給の4%を払う代わりに、残業代が出ない給与の仕組みを変えるべきかどうか

 

 基本的には人数の削減はされるべきではない。最初の「事務職員などとどう役割分担すべきか」については、人数の問題が大きいからだ。人数が増えれば事務的なことをお願いできる可能性も広がる。もしかしたら事務教諭などもできるかもしれない。そうなってほしいなぁと思っているのは自分だけではないはずだ。

 

 部活動の問題は根が深い。部活動に関する美談もあるし、大人だったら大半が経験をしているからそう簡単に外部へ委託…って道は難しい気がする。でももっと地域や企業に入ってもらって、体育や図工、音楽あたりは、参入してもらってもいい気がする。

 例えば、地域や企業に金曜の放課後は指導や授業をお願いする。もっと積極的に学校を解放する。その代わり企業のロゴが入った商品を学校で使用する…そんな可能性を先輩と帰り道に話していたっけ。。。そうやって地域や企業と連携していかないと、今のままじゃ教員が潰れちゃう。

 

 勤務時間の管理も重要。ようやくうちの管轄もタイムカード方式になったものの、押すのは出勤だけ。退勤時刻は、日付が変わっている方もいるようで。。。難しい問題ですな。

 僕らの仕事はいくらでもできちゃう。要はここまでで終わりがない。だからこそそこを自分で決断して、切って毎日を過ごしていくしかない。いくらでもできちゃう仕事をいくらでもやるんじゃなくて、今日やらなくちゃいけない仕事に絞ることはすごく大切な自己判断。ここをやれない、やっていない職員の自己意識の改革も大切だな。

 

 残業代は…正直ほしいかな。残業0をめざしていきたいが、時間外労働については正当な対価が支払われるべきだと思う。毎朝3時起きは、自分がやりたくて、家族と過ごしたくて…の苦肉な策であるが、このあたりも働き方自体を見直していく必要がある。

 本当に必要なことに力を注ぐことで、僕らは80歳まで働けるようになるのだろうか。これから変化が大きくなるのかもしれないな。それでも僕は歓迎。そう言う変化の先に、子どもも教師も保護者も幸せな未来が待ってそうだから。

 

 大いに議論して、いい結論を願っています。