新学期、先生がデザインするつながりづくり ④ オープンクエスチョンによるペアトーク
昨日の記事の続きから。
「オープンクエスチョンによるペアトーク」(以下OQ)ぼくはこれがクラス序盤の柱になります。
これを愚直に積み重ねていきます。
参考にしているのはこの本から、もちろん講座も受けました!
よくわかる学級ファシリテーション?―子どもホワイトボード・ミーティング編― (信頼ベースのクラスをつくる)
- 作者: 岩瀬直樹,ちょんせいこ
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2011/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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その効果は色々とあるのですが、ぼくは大きく分けて2つの効果があると実感しています。
- つまらない喧嘩が減る。
- 書く力が伸びる。
1 つまらない喧嘩が減る。
小さないざこざがなくなるんですね。ここ3年、ぼくのクラスでは本当に小さな喧嘩が起こらないんです。大変なクラスもありましたが、そのクラスでさえ日常的に喧嘩は少なかった。それはこのOQによるものだと思っています。
OQが使えると、相手の話していることの奥を聞こうとします。さらにその部分を考えようとします。小さな喧嘩の大半が勘違いや意見の食い違いによるものです。そこへの理解ができるようになると、ぐんと減ってきます。
また、コミュニケーションの総量が増えると、相手への理解も深まっていきます。
2 書く力が伸びる。
セルフオープンクエスチョンといって、自分にオープンクエスチョンをかけることで、書く力がぐんと伸びていきます。
「具体的なエピソード」「例えば」などは、国語の学習との相性も抜群。色々な単元と結びつけながら、ぐんと伸びていきます。
大切なペアの決め方は以下の記事から。
この時期にたくさん積み重ねていきますよ!