先生の働き方Design研究所

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新学期、先生がデザインするつながりづくり ④ オープンクエスチョンによるペアトーク

 昨日の記事の続きから。

 

aosenn.hatenablog.com

 

 「オープンクエスチョンによるペアトーク」(以下OQ)ぼくはこれがクラス序盤の柱になります。

 これを愚直に積み重ねていきます。

 

 

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 参考にしているのはこの本から、もちろん講座も受けました!

 

 

よくわかる学級ファシリテーション?―子どもホワイトボード・ミーティング編― (信頼ベースのクラスをつくる)

よくわかる学級ファシリテーション?―子どもホワイトボード・ミーティング編― (信頼ベースのクラスをつくる)

 

 

 

 その効果は色々とあるのですが、ぼくは大きく分けて2つの効果があると実感しています。

 

  1.  つまらない喧嘩が減る。
  2.  書く力が伸びる。

 

1 つまらない喧嘩が減る。

 

 小さないざこざがなくなるんですね。ここ3年、ぼくのクラスでは本当に小さな喧嘩が起こらないんです。大変なクラスもありましたが、そのクラスでさえ日常的に喧嘩は少なかった。それはこのOQによるものだと思っています。

 OQが使えると、相手の話していることの奥を聞こうとします。さらにその部分を考えようとします。小さな喧嘩の大半が勘違いや意見の食い違いによるものです。そこへの理解ができるようになると、ぐんと減ってきます。

 また、コミュニケーションの総量が増えると、相手への理解も深まっていきます。

 

2 書く力が伸びる。

 

 セルフオープンクエスチョンといって、自分にオープンクエスチョンをかけることで、書く力がぐんと伸びていきます。

 「具体的なエピソード」「例えば」などは、国語の学習との相性も抜群。色々な単元と結びつけながら、ぐんと伸びていきます。

 

 大切なペアの決め方は以下の記事から。

 

aosenn.hatenablog.com

 

 この時期にたくさん積み重ねていきますよ!