先生の働き方Design研究所

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イライラスイッチがどこにあるか知ることが、安定して子どもの前に立つ一歩目か。

 誰しも自分の中に「イライラスイッチ」がある。そしてそのスイッチが押される状況は人の中で随分違う。どこかのクラスを通りかかって、そんなことで怒らなくても…。と思うこともあれば、多分同じように思われていることもあるのだと思う。

 

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 僕のイライラスイッチのうちひとつは、「時間がないとき」。まさしくこれだ。下校までの時間がないとき。次にやることが迫っているのに、焦っているのが自分だけの時。カッとなってしまうことがある。

 そこで怒りを感じると分かっていれば対処する方法がある。それは、怒りのスイッチを押さないようにすること。子どもとの認識のズレを少なくするように、あらかじめ伝えておくこと。間に合わないとどうなるかを子どもたちと共有しておくこと。第一にこれが大切なように思える。
 

 また自分がいない時に起こった出来事に対しても同様に怒りのスイッチが入りやすい。これも昔からだろう。どうしても離れなくちゃいけない時があって、教室に戻ると、「〇〇さんがうるさかった。」と報告が、話を聞いているうちに勝手にあれこれ想像してしまって、怒りを感じる方向へ。実際にはその子たちはそんなに遊んでいたわけではないことが、後からわかるなど。
 よくある話だ。「きっとこうしているだろう。」「きっとあぁするだろう」の期待値が高かったり、勝手に想像していたりするのはよくない。できていない時のギャップが怒りにつながったり、想像で怒りを生み出したりしちゃうから。

 

 想像だったり時間だったり、僕はまだまだきっと自分に目がいっているんだろう。

 時間については「予告や共有ができているものなのか」

 想像については「自分が見ていないものは信じない」ぐらいの気持ちで、接していく必要がある。僕がもっともっと冷静にいないといけない。自分の大きなマイナスポイントだ。