先生の働き方Design研究所

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大切なのは根っこ、その子がどんな子かを知りたい。

 プロフェッショナル仕事の流儀、こんかいは脚本家倉本聰さん。

 

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プロフェッショナル 2017年2月6日 170206 仕事の流儀 動画 倉本聰


 倉本さんの仕事術として、脚本にならないその人の細かな部分まで、年表にしてメモをしておくのだという。北の国からの吾郎さんは、ドラマや映画には出てこないけれど、妊娠を3回させているなどなど。その人がどう生きてきたかも、その役の大切な部分となる。
 また、若手の舞台俳優には一人一人自宅に招待して話しながら、その人がどういう人かメモを取るという。役作りに活かすとともに一人一人の俳優がどういう人なのか、その「人」を大切にしている。


 大切なのは「どれだけ根っこを掘り下げたか。」


 枝や実を多くの人は見るし、考える。でも大切なのは根っこ。人柄は根っこに現れる。

 


 僕らもつい実や枝である「子どもの行動」に目を向け、それをどうにかしようと考える。でも大切なのは根っこ。子供がどんな人で、何が好きで、どう考えているか。どういう性格か。

 僕らの勉強会での元教師の言葉、「子どもが帰った後は、その子の記録と会話する。その子がどういう子なのか、それを知りたいと思ってずっと教師を続けてきた。」


 僕も根っこを大切にしていきたい。
 児童ノートという一人見開き1ページのノートを使っているが、もっとこれを繰り返し読み返す時間が必要。どういう子かなとあれこれ考える時間が僕にはもっと必要だな、と思う。画一的ではなく、もっと一人一人と向き合っていきたい。