学びのトーンが変わった。
算数の単元内自由進度学習、12分の7時間目。「小数のしくみを考えよう。」
何がこの学習を支えているのだろうか。
金曜日に面白いことが起こった。ようやくトーンが落ち着いたのだ。今まで理想と考えているレベルに。すっとトーンが落ちながらも、どの子も学んでいる。孤立化じゃなくて、当たり前のように声のトーンが落ちた状態で友達とも学習のことでやり取りをしている。そういう形で45分の学習を終えることができた。この時期にようやくだ。僕に取ってでもこういう子どもの姿を見ることができたのはとても大きい。
この学習で進めたのが、夏休み明けから数えると4単元目になり、子どもたちもはっきりと何をやっているかがよくわかっているからだろうか。すでにこの単元の学習を終えた子の動き方も関係しているのだろうか。自分で過去の問題を解きながら、わからない子に呼ばれたら、そこに出向いていくスタイル。もう少しこの学習完了しているみんなを視覚化しておこう。名前のマグネットで。
ようやく、ようやくだ。この空気感は教室に来てみてもらえたらと思うけれど、本当に自分にとってはやっと辿り着いた感じがある。