Workflowyがハブ的役割を持っていることで、書くことへのハードルがぐんと下がった!
続けてこのブログでも紹介してきた合う突ラインプロセッサーのworkflowy。最近の使用頻度がぐんぐん上がってきました。
ここで書き続けているメモが有機体となって、いろいろなサービスのハブ的役割となっているからです。
一番はブログが書きやすくなっているということ。毎日ブログを更新し続けられるのも、このworkflrowyのおかげです。むしろworkflowyがなければブログは書き始めることはなかったでしょう。今年の正月の出会いに感謝しています。
僕は「続けること」が一番の力になるという経験をたくさん経て成長してきたという実感があるので、子どもたちにも教室でそれは伝え続けています。
振り返りジャーナルも、自主学習も、毎日のサークルタイムも、自己主導の学びも続けるからこそ価値がある、逆にいうと続かないようなことはすぐにできなくなってしまう。。。ちゃんと伝え続けています。
ようやく読み終わるこの本にも、著者が伝えたい一点はそこだと思います。
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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workflowyでやれていることは次の通りです。
- ネタの管理
- アイディアの熟成
- アイディアの結合
1 ネタの管理
ブログに書きたいと思ったことを並べています。途中、他のアイディアと入れ替えたり、混ぜ合わせたりもありますが、主に朝起きてここをみながら書いています。
2 アイディアの熟成
この辺りのことは、もう次の本を読んでいただいた方が早いですが、
クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門 (OnDeck Books(NextPublishing))
- 作者: 彩郎
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: Kindle版
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アウトライナー実践入門 ~「書く・考える・生活する」創造的アウトライン・プロセッシングの技術~
- 作者: Tak.
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/07/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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一度寝かしておいたものが後から育ってくる感じがあります。ただの書いてある文章なのに、まるでもののような表現になるところまで言わせちゃうのがworkflowyのすごいところ。
3 アイディアの結合
混ぜ合せたり階層を変えたりしているうちに、アイディアが進化していく感じです。
文と文がすぐ隣にあることで、アイディアの結合が非常にしやすい。これはEvernoteとかだと、ひとつひとつのノートが大きな意味を持つので、気軽にいくつかを結びつけるって難しいことですよね。
次に挑戦するのはタグ付けです。前回の講座で聞いてきたので、検索を活用するためにもつけ方を学んでやってみたいと思います。
ハブ的役割のworkflowyのおかげで、ブログもFacebookも難なく書けるようになってきていて、僕の書くことのハードルはぐんと下がりました。
先生方にもオススメです。
いよいよ3月、4年生の最後までにやりたいこと!
題名をテーマに振り返りジャーナルを書いてもらいました。
振り返りジャーナルはこちら。読み終えましたよ。かなりの分厚い本ですが、子どもたちのジャーナルが載せてあって、気づきもたくさんありました。もう少ししたら書評をあげたいです。
「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)
- 作者: 岩瀬直樹,ちょんせいこ
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2017/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こんなことにも今年は取り組んでみました。
さて、うちのクラスから出てきたのは次の通り。
- 感動
- みんなで泣きたい!
- 想いでのアルバムを作りたい!
- 一発芸しまくりたい!
- みんなで写真をとりたい!
- レク
- 「だるまさんが転んだ」のnewバージョンが気になる
- 一度やったレクをもう一度やりたい。
- パイプラインをリベンジ!
- スポーツ
- 取り組み
- 自由席替え
- ダンス!
- 次のクラブは何クラブにするか、議論し合いたい。
- 感謝
- 音楽の先生ににリコーダーをプレゼント。
- ジャーナルにコメントし合う。
- 4-1組に手紙を書き合う。
- aosenを心ゆくまで、くすぐりたい。
いいね!というコメントを書きまくったので、もちろんこれ以外にもたくさんあったけれども…全部実現しちゃおうじゃないか!
記述を見ると、4年全員で何かをしたい!が多かったなぁ。そうやって学年全体で考えてくれるのってすごく嬉しい。「クラスだけじゃなく学年で」ずっと先生たち3人で言い続けてきたことだからね。それが浸透しているのが嬉しい。
クラスだけが良くても何にも面白くない。学年、学校にどう影響を与えられるか、巻き込んでいけるか…大切にしています。
ちょボラ、ついに無くしてみました!
僕のクラス、「ちょボラ」をやっています。「ちょこっとボランティア」ネーミングは岩瀬先生から、そしてそれまでに取り組んでいた「一日一当番」は野中先生からのアイディアです。
野中先生の本、初任校で読んだなぁ。そしてご本人のお家に招かれて、お話を聞かせていただいたこともあります。
一日一つクラスに貢献することを!を合言葉に、責任感を持って取り組もうよ、と進めていました。
1年生担任の時のデータだ、懐かしい!
今年度は、ペアにして取り組んだり、班で1つのちょボラにしたり、子どもたちと朝のサークルタイムで話し合いながら、「うちのクラスに一番いい方法はどんなの?」と最適解を探してきました。
でも本音は、「ちょボラはあくまでボランティア、本当は一人ひとり決まってなくても、クラスにとって良いことに取り組んでほしいなぁ。」だったんです。
そしたらそんなタイミングでこの言葉。
じゃあ制約を外しちゃおうと、「みんなで最後の一ヶ月は気づいたことやってみようか?」ってサークルで提案。
昨日からうちのクラスにちょボラは無くなりました。でも表示はあるままだから、それ見ながらみんなで動いている感じ。うん、これの方が自然だよね。
最初は当番でいい、でもだんだんとそれを減らしていく。本当にやりたいことに集中するために、「やらなくちゃいけない」は減らしていった方がいいですね。
ただ、ここはクラスの習熟具合にもよると思います。今年のクラスだからできること、そんな気がします。ただ時期はもうちょっと早くても、それはそれでクラスのチャレンジになると思うので、来年度はそうしてみよう!
同じ気持ちで、葛藤している先生たちがいる!
自分も今週はアンガーマネジメントについて書いてきたんですけど…
僕の周りの人(ネット上ですが…)もどうやらそこを感じているみたい。重なるところが多いのが不思議な感じでした。
自分が持っている本ももう一度読み直してみようかな。
パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門: 怒り、イライラのコントロールで、職場は変わる! 成果が上がる!
- 作者: 小林浩志
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: 単行本
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どうしたら先生のプロジェクト管理ができるか、Brabio!がオススメです。
一年前ぐらいから使っているのがこちらの無料ソフト。
ガントチャートとして優秀です。プロジェクトタイプのタスク管理は、ここで調整しています。個人情報などに関わらない範囲ですが、うまくやれば学年の先生たちともタスクの共有ができると思います。(そこまではやっていませんが。)
小さな分解可能なものは、「omnifocus」で、もっと長期的なものが「Brabio!」というわけかたです。
omnifocusについてはこの辺りで!
フィンランドの考え方から日本の先生が学べることはたくさん!
見られますか?
このドキュメンタリー映画の中で、フィンランドの先生が語ってることがすばらしい。僕の理念の中心に来るべき言葉に溢れていた。
- 宿題という考え方がすでに時間遅れ。
- 脳を休ませないとという考え方。
- ずっと酷使していると学べなくなる。
- 授業を減らして学力が伸びた。
- 統一テストをやめるべきだという。テストで点を取る訓練は教育じゃない。
- 誰かが大儲けする学力システムを変えよう。
- 自分の脳を活用できるよう、必要なことは全部教える。
- 子供でいられる時間は短いんだもん。幸せになるために学校に来よう。
- 授業料を取るのは違法。だから私立校も生まれない。裕福な大人になっても、他人の境遇を尊重できるように。
- フィンランドでは、「将来何にでもなれる」って言葉に嘘を感じない。
学ぶように遊ぼう、遊ぶように学ぼう。
僕は子どもたちの幸せについてもっと考えるべき。
18分集中法、これはすごい!
以下は途中まで過去記事です。
2014年1月19日に他のブログに掲載。
↓↓↓
1年以上続いています。18分間集中法。これはとてもすごい方法です。
僕はこれで、タスクの管理ができるようになってきました。家族との時間も作り出せるようになりました。
そのときの読書メモは以下の通り。
心理学的な効果もあり、手を付けられない意志の弱さに効く。区切られていることで、何もない自由から脱却できる安心感がある。何もしないことの−を排除できる素晴らしいアイディアだと思う。
1セット18分。3セットで1ユニット。18分やったら中途半端なところでも休憩を入れて心理的効果を高める。わざと中途半端にすることも大切。
1ユニットで15分以上は休憩を取る。セット間の休憩は、体操、瞑想、ツイッターのチェックなど。あまりここでは時間をとらないようにする。
読書の2つの効果については、古典を読みたくなった。
どのタスクからやるかでは、大きなタスク重要なタスクをまずは18分タイマーでやってみること。
どう18分を使うか、フレキシブルさが○
18分間という時間のセット、それを3セットで1ユニットとして、仕事をしたり、タスクをこなしたりしています。
やり方は、朝だったら…
【最初の18分】前日のタスクログをとる、朝のつぶやきをする、体重を測る。
コーヒーを入れる
【次の18分】1日の流れを作る。
ストレッチをする
【次の18分】朝のタスクを行う。
ゴミを捨てる
【次の18分】以下繰り返し…
このような感じです。
1年間やってみて僕が感じているのは…
○手をつけるのが億劫な仕事に手をつけやすくなった。
○ルーティンワークを間に入れると、いい気分転換になる。
○体が18分という時間を感じ取るようになり、それぞれのタスクが18分以内に終わるようになってきた。18分というリミットまでにチャレンジして終わってやろうという気持ちがスピードにつながっている。
○自分の仕事の予測時間がたつようになり、1週間、1ヶ月の仕事に見通しが持てるようになった。
とはいえ、この方法をとっているのは、時間を自由に自分に使える朝の仕事時間ぐらいかな。でも、リミットを小さく設けて、それが「いくつあるか」で仕事の流れを考えていくことは、とても必要な技術だと思います。
第一は家族との時間のために、次に僕のやりたい仕事をやりきるために…。
この画面を一年間見続けました(笑)
今はApple Watchが主体です。こちらの記事もどうぞ!
先生がイライラしないために考える3つのこと
様々な場面で成果があがる…パフォーミングに突入している証拠だと思います。卒業生・新入生への壁飾りでは、いろいろな子が活躍し、素敵なものができあがっています。また、外国語・国際理解の先生へのお手紙づくりは1日で飾り付けも見事なものが協力して作られていきます。
授業中の集中力は素晴らしいもので、社会科の単元では、どのチームも熱中して調べています。
僕自身も「課題の分離」の他にいくつかのポイントで子どもたちを捉えるといいことがわかってきました。
経験という訳ではないのですが…考えていることは次のようなことです。
① コミュニケーションを間接的にする。
飾り付け張りに行くよーと授業中誘ったところ、担当の子が一人やってきません。何回か呼んでも気づく様子がありません。多少いらっとしてしまったのですが、その場は流し、飾り付けの場所へ…。その後、他の子に「〇〇さん、そっと呼んできてくれる?」と間に入ってもらいました。
すると、ある子は「ごめんなさーい」と駆けつけてきました。聞こえてなかったみたいですね、僕も「これよろしく!」といって笑顔で渡すことができました。
要するに僕の「こうあるべき」が強いので勝手に決めつけてイライラしちゃっている部分があったのです。これを少なくしていくために、直接的なコミュニケーションを減らしていこう!と思いました。
② 反応までの時間に十分な間を取る
すぐに反応しないこと。パッパッとした対応は先生としてはいいように見えても、子どもたちにとっては判断の主観が先生になっちゃうのでよろしくありません。思考と行動の間を長くすること、これも大切ですね。
③ コミュニケーションの手段を変えること。
「作家の時間」より。
作家の時間―「書く」ことが好きになる教え方・学び方(実践編) (シリーズ・ワークショップで学ぶ)
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この表はこどもとの関わり方で大切にしているものですね。
この時期は「質問する」ことと見守ることを大切にしています。そうすることで十分クラスは回っていくもんです。
今日もこの3つを大切に過ごしてみます。
「課題の分離」ができないことがイライラの原因か!?
昨日の出来事をあれこれ考えているうちに、何かがトリガーとなって「課題の分離」という言葉が浮かんできた。
これはアドラー心理学の概念だ。
本文を引用。
子どもたちからのつらーいフィードバック
昨日は自分にとっては辛く、そしてありがたい1日でした。
詳しくは書けませんが、レクの途中に、僕がみんなの前で一人の子を強く叱る場面がありました。その子も泣きながら反論。
「あぁ、やってしまった。」と思う。もちろんレクの途中にしかるなんて自分にとっては初めてだと思う。他の子もどうすればいいんだろう…。そんな空気。
その後輪になってもらい、事実確認。
いろんな話を聞いているうちに、ちゃんと僕も伝えて謝らないとなと思い、みんなの前で謝りました。
問題が解決したあと、ちょっと辛かったけど、フィードバックをもらいました。
「先生の直すべきところ、注意したほうがいいところって?」
僕がもらうフィードバックの必要性は前々から感じていました。
最近再読している本にも360度フィードバックの必要性が載っていたこともあります。
- 作者: マーシャルゴールドスミス,マークライター,Marshall Goldsmith,Mark Reiter,斎藤聖美
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/10
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「レクをやっている、せっかくの楽しい場なのに、怒る必要はない。」
「まずは、どうしてそういうことをしちゃったのかを聞くべき。」
「怒る前に聞いたほうがいい。」
「怒りっぽいとは思わないけど、今日のは早かった。」
直前に子ども同士の会話で泣きながら叱られた子に伝える子もいたこともあってですが、「このフィードバックは沁みるなぁ」と泣きそうになりました。
最後にもう一度謝り、レクを再開して終了。これで明日の6年生との給食はなんとか進みそうです。
僕にとって必要なこと。
- どんな時も「聞くこと」。フラットに聞く。
- 判断を勝手にしない。子どもの言葉で聞く。色々な人から聞く。
- 今回は他の子どもたちにも聞けたんじゃないか。
反省です。ただ素直にフィードバックをくれる子どもたちをもっと信頼し、大切にしたいと思いました。
来年度自分に対するあり方も含めてコーチングを学んできたいと思います。
学校案内が来ましたよ。